引用図は30日21時の天気図と東北南部新潟周辺のアメダス風向風速図です。気象庁HPより引用。
30日は、冬型気圧配置もいったん緩み、日本海側の雪も小康状態となりましたが、日本海から前線を伴った低気圧が発達しながら東北南部に接近してきました。
天気図をご覧になるとわかりますが、この低気圧の西側は、等圧線の幅が大変狭まっています。ということは、特に、この低気圧が通過した直後から風(北西から西よりですが)がぐっと強まることが予想されます。
現に、30日21時現在、低気圧が通過した新潟県では沿岸部を中心に風が強まっており、佐渡では、風速20メートルを超す暴風となっている所もあります。
これから、明日31日午前中にかけて、東北、関東、北陸、東海を中心に、北~北西もしくは西よりの風が強まりそうです。とくに、低気圧が通過する、東北南部から新潟県付近では、31日朝にかけて風速20メートルを超す非常に強い風が吹き、雪も伴い所も多くなりますのでで、警戒が必要ですね。
羽越線の事故現場周辺も、これから明日朝にかけて再び暴風雪となってしまいそうです。