※引用図は28日6時の天気図です。気象庁HPより引用。
関東より西の各地では小春日和が続いていましたが、それも本日までです。
天気図をみると、中国大陸東部には、前線を伴った低気圧が進んできました。
この低気圧こそ、今後、くせ者です。この低気圧、発達しながら今後、日本海を進み、明日夜には北海道付近に達して、台風並みの勢力となりそうです。
※引用図は29日21時の予想天気図です。気象庁HPより引用。
このため、29日は、北海道から九州まで全国的に風が強く、北日本を中心に、暴風、高波、大雨などには厳重な警戒が必要となってきました。
そしてまた、明日29日後半には、本州付近は冬型気圧配置が強まり、上空にも本シーズン最も強い寒気が流れ込んできますので、西日本から気温がぐっと下がり、日本海側の各地では、雨から雪に変わってくる所も多くなりそうです。
※引用図は15日6時39分発生の地震の震度分布図です。気象庁HPより引用。
15日06時39分頃、三陸沖を震源とする地震がありました。
震源地は三陸沖 ( 北緯38.0°、東経145.0°)で震源の深さはごく浅い、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定されます。
北海道から関東北部までの広い範囲で、震度3の揺れを観測し、北海道~関東地方の太平洋沿岸に、一時、津波注意報も発表されました。
が、各地では、津波の発生ほとんどなく、この地震による被害もありませんでした。ああ、よかったですな。
ちなみに、この地震は、北日本が乗っている北米プレートの下を沈み込む太平洋プレートが今回の震源付近で千切れたため発生した地震であると推定されます。
今回の地震は、三陸沿岸に大津波をもたらした、昭和8年の三陸地震と同じ発生メカニズムです。