引用図は 9月4日21時の台風12号進路予想図です。気象庁HPより引用。
ハリケーンから転進した台風12号、これまで日本にとっては、少々気になる進路をとっていましたが、少しずつ進路を北よりに変えてきています。
台風の今後の進路は如何に?というところでしょうが、本州への台風の影響はごくわずかですみそうですよ。
引用図で、気象庁HPから引用の、9月4日18時の日本付近の雲画像図(赤外)をご覧いただいていますが、台風12号の雲の形は、雲が渦巻き、台風としては勢力が強いことを示しています。
それからもうひとつ、大陸から日本の北に目を向けますと、刷毛で書いたような雲の帯が南西から北東方向へ連なっています。この雲の帯は、上空の気圧に谷に伴うもので、この雲の周辺の上空では風が強く(当該雲の連なっている方向へ上空では風が吹いていると考えて良いでしょう。)なっているものです。
台風12号は、この上空の谷(大陸から東進してきました。)の東進に伴って、台風の進行方向前方で南西風が強まりますから、台風自体、この強い南西風に今後次第に指向されて、向きを北から北東へ次第に変えつつ、移動速度も徐々に上げていくものと推測されます。
それにしても、まあ、良かったですね。米国産は牛肉だけにしてもらいたいですよ。ブッシュさんには悪いですが。
ただ、北海道から九州までの太平洋側の広範囲で、この台風12号からのうねりがすでに高まっています。今後、5日にかけて、台風からにのうねりは、北日本から東日本の太平洋側を中心に更に高まってくるでしょう。また、東北から関東東部の沿岸部や海上では、北東から北よりの風が強まりそうです。