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映画カーズの併映の短編アニメ「ワンバンバンド」は最高!

2006年07月22日 23時45分26秒 | 映画レビュー
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ワンマンバンド
監督:マーク・アンドリュース&アンドリュー・ヒメネス
(C) DISNEY/PIXAR

現在公開中のピクサー/ディズニーの映画「カーズ」を見に行った話は
先日このブログで書きました。そのとき書いたように「カーズ」は
予想を超えて素晴らしかったのですが、映画館で「カーズ」を見に行くと、
本編上映の直前に4分半程度の短編アニメーションが上映されています。
それは「ワンマンバンド」というタイトルの映画で、登場人物は少女と
ラッパ&ドラム系ワンマンバンドの男、そしてバイオリン&ギター系の
ワンマンバンドの男、のたった3人のみ。
しかも台詞も一切ありません。
あるのは彼らの仕草と表情、そして彼らが演奏する音楽のみ。
子ども向けではあるのでしょうが、これが大人も十分に唸らせる、
とても完成度の高い洗練された映画です。
アニメとはいえ、登場人物の顔の表情がとても豊かで、
ストーリーも面白くウィットと楽しいオチがあって、
さらに、CGの完成度の高さ、たとえば水の表現などが抜群。
つい子どもより真剣にスクリーンを見入ってしまいました。
子どものためのものだからこそ、全く手を抜くことなく
真っ向勝負でいいものを作る、ピクサーの映像クリエイターたちの
意気込みが感じられて、ほんとうに素晴らしかった。
この短編アニメーションは、なんとAppleのiTMS
(アイチューンズミュージックストア)で購入することができ、
プレビューで一部試聴できます。
でも最初は映画館で「カーズ」とともに見てほしいですね。

えー、さて、
蛇足ですが、ラッパ&ドラム系のワンマンバンドの男は単純でバカっぽく、
バイオリン&ギター系のワンマンバンドの男は、神経質で意地悪っぽく
描かれてますが、こういうイメージは万国共通なのでしょうか?
さらに言えば、ラッパもギターも演奏する私は、
単純な神経質で、しかもバカで意地悪なのでしょうか……。



「ワンマンバンド」のオフィシャルサイトはこちらです。





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