自分のために書いておくシリーズ
4月のongaku daysから。
4/20に土濃塚さんのライブを見に行きました。
荻窪ルースターでした。
フリューゲルホーンを専業で吹くプレイヤーはほんとんどいませんが、
僕もラッパを再開して長い間フリューゲルホーンしか持っていませんでした。
日本だとTOKUさんと土濃塚さんぐらいではないでしょうか。
(僕は実はTOKUさんの歌と演奏をテレビでみて再開したんです)
土濃塚さんの演奏はCDでは聴いていたのですが、
ぜひ生で聴きたいというのと、ルースターの本を読んで、
音楽好きのコピーライターがライブハウスをやるというところに痺れたのもあって
出かけたのでした。
素晴らしい演奏でした。
普通のフリューゲルホーンはソフトで優しい演奏をするのですが、
土濃塚さんの場合は激しく、強いフリューゲルで時々トロンボーンが高域で吹いているような
錯覚するぐらいです。
オリジナル、スタンダードも混ぜ、スタンダードも面白いアレンジを加えていて、
時にエフェクターも使って、面白かったです。
しかもベースが中村健吾さん。ウィントン・マルサリスのバンドでも演奏していた方で、
僕はノーネーム・ホーセーズというビックバンドでのベースとして、
またヤマハ銀座ホールのこけら落としの時のバンドのベースとしても聴いて感銘を受けていた方。
エレキでの演奏ははじめて聴きましたが、バンドをささえ、グルーブさせて、
実にカッコよく痺れてしまいました。特にミュートしながら親指で弾く感じがかっこよかったですよ。
おれもとあるバンドではそのスタイルでベースを弾いているもので。
恒例のマスター、ぶちかま士郎さんのマジックショー、ありました。
実は最も感銘を受けたのはアンコールで、
この時はじめて土濃塚さんが震災のことを口にしました。
土濃塚さんは秋田ご出身で、秋田にいたときに震災があり、
被害はなかったようですが、非常に心を痛めていて、
支援物資をクルマに積んで被災地に持って行く
という活動をしているそうです。
その後の演奏は「上を向いて歩こう」でした。
非常に深い悲しみを感じさせる演奏で
まるで慟哭のようでした!
家に帰って土濃塚さんのホームページを見ると、
支援物資を募って運ぶ活動をしているようでした。
素晴らしいと思います。土濃塚さんのホームページをごらんください。
http://www.tonozuka.net/Site/TOP.html
http://www.tonozuka.net/Site/TOP.html
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