ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

『自由演奏会2007in横浜会場』に行ってきました、吹きまくりでしたよ,その2

2007年11月20日 11時08分39秒 | BAND
場所はJR関内の駅を降りてすぐ近くの横浜文化体育館。その近くを管楽器を持った軍団がぞろりぞろりと歩く。みんな自由演奏会の参加者ですよ。

今年は妻と息子、トランペットレッスンのクラスメートの友人も誘って参加しました。今回の曲目は、『ブロックM』『ホルスト第一組曲』『星条旗よ永遠なれ』『オーメンズ・オブ・ラブ』『宝島』『風になりたい(合唱奏)』。ブロックMは軽快なマーチで自由演奏会の一曲目で必ず演奏するいわばテーマ曲。これがトランペットは結構難しい。4年目にしてやっとほぼ吹ける感じになりましたよ。
『自由演奏会取材2007』は妻のサイトでもレポートしていますのでぜひ。
http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/


指導は勿論、杉山淳さん。この人がいなければ自由演奏会はない。上野の森ブラスのチューバ奏者だそうですが、自由演奏会の看板役者みたいなモノですね、とにかく曲指導、というよりトークが面白い、面白すぎ。ブラスにいたころの楽しさが蘇ります。

『ホルスト第一組曲』は、そういえば高校時代第一回定期演奏会をやったときの演奏曲目ではなかったか。いや、そう思い出しただけで胸がきゅんとしますよ。あの可愛い娘っ子たちは、もうすっかりオバサンなのだろうな……。


それはいいとして(神の摂理には逆らえないので)、第一組曲は再び吹いてみたらとてもいい曲だということがよく分かりました。ブラスにマッチする非常に美しい曲で、マーチの部分の躍動感も素晴らしい(唇は死ぬけど)。ブラスを堪能しましたよ。ポップスは正直言っていまいちだった。今回ドラムとパーカッションが分かれていて、ドラムはトランペットの前だった。パーカッションはその後ろ。だからドラムとパーカッションがずれていて吹きにくいこと夥しい。


ザ・ブームの『風になりたい』は歌いたい人は楽器を置いて前に出て歌っていいという趣向で、僕はラッパを置いてパーカッションを楽しみました。やっぱラテンでパーカッションが楽しい。ノリノリでウルサイぐらいにシェイカーを振りまくってしまいました。


全体としてですが、とても楽しかったです。来年もぜひ行きたいですよ。ただ、あえて辛口に言えばですが、。4年間通ってみて、今回はちょっと管理がきつすぎるし、司会を立てたりして進行もきっちりしすぎだと思ったな。前のユルユルで底抜けに楽しい感じから、企業主催のお仕事的イベントへと変容しつつあるように思う。

前は練習中に人はずるずる抜けるし、飯を食いに出かけるし。もっと吹けない人が堂々と間違えていたように思う。いまは曲の仕上げも真剣だし、吹ける人が凄く多い。いいことだとは思うよ、でも吹いて終わりなんだから、真面目にやりすぎるよりはユルユルのもののほうがいいと思うな。

曲も例年より少なかった。お楽しみの抽選大会も時間を大幅に短縮されてしまい、ワイワイ楽しむ時間がなかった。あれはかなり楽しかったのに。
ゲストの演奏を楽しむのも、不要。吹きに来ているのでね、とても上手い人の演奏であっても、演奏を聴くメンタリティにはなっていないので、要らないと思うよ。結果として終わり時間は驚くほど早くなったけど、楽しさもちょっと減ったかな。


来年はどんな自由演奏会になるのか、いまから楽しみにしています。


ブラス・アンサンブル
吹奏楽,上野の森ブラス
EMIミュージック・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


Morikin’s Stand
上野の森ブラス
日本クラウン

このアイテムの詳細を見る

ブラス・オン・パレード
カスタム・ブラス・クインテット
インディペンデントレーベル

このアイテムの詳細を見る

ブラス・パラダイス・ベスト・セレクション<BRASS BANG!!>
タワー・オブ・パワー,キャンディ・ダルファー,アヴェレイジ・ホワイト・バンド,スカポンタス,村田陽一ソリッド・ブラス,ランディ・ブレッカー&ビル・エヴァンス,村上“ポンタ”秀一,グレン・ミラー・オーケストラ,熱帯JAZZ楽団,BLACK BOTTOM BRASS BAND
ビクターエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る