(昨日の続き)
長年の念願であった、広島でネギ焼きとビールであった。いや、仕事を終えた後だったので、気持ちよかったなー。相方の石川カメラマンと、あまりしゃべることもなく、陶然として過ごした時間だった。
最初に出てきた牡蛎焼きという、焼いただけの牡蛎で麦酒を飲んだら、うまかったぜよ。濃厚で少しミルキーな牡蛎の風味と麦酒が実に合う。美味な牡蛎ならではの絶品であった。
そして待望の葱焼きである。はじめて広島で葱焼きを食べたとき、醤油で食べさせるタイプの葱焼きでとても美味しかった。が、今回もソースのタイプだった。あれ以来広島に来て葱焼きを頼んでも醤油のものにはあたらない。
見よ、この葱の量。この葱はしかもとても旨い。
店員は焼きまくる。良い仕事してまっせ。冒頭のお好み焼きは、クレープのように薄く焼いた地にたくさんの具と焼きそばが入る。旨いぜよ。
夕暮れ直前、帰りののぞみにたどり着く。ビールとお好み焼きで腹一杯で眠い(未明の出発だったのでね)。新幹線に乗ったら4時間ぐらいかかるが、その間寝ていても全然問題ない、ということでほろ酔い加減で時折風景を見つつ、気持ちよくまどろんでいたら、真夜中の東京に着いたのだった。また行きたいぜよ、広島。