ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

母の乳ガン・抗ガン剤治療・セカンドオピニオンについての備忘録2_病気の発見とセカンドオピニオンへ。

2007年08月30日 21時28分59秒 | ガン・腫瘍・乳ガンについての体験的メモ
母の乳ガン・抗ガン剤治療・セカンドオピニオンについての備忘録2_病気の発見とセカンドオピニオンへ。


このブログは本来全く自分の備忘録として、そして私が私的に配信していた「ほぼ週刊イケヤ新聞」の限られた読者のためのオマケ、もしくは画像を見てもらうためにはじめたものでした。(あ、このブログを止める挨拶ではありませんよ)。しかし、最近アクセスログを見ると、思ったより多くの方に読んでいただいているようで、大変嬉しく思っています。
ところでこのブログのアクセスログを見ていて気がついたのは、検索ワードで私のブログに来てくれる人の内、少なくない一定の割合の方が「乳ガン」「セカンド・オピニオン」「浜松オンコロジーセンター」「抗ガン剤」などのワードで検索されていることでした。私の母の乳ガンについての断片的なブログの記事をサーチエンジンがカタログしているようです。

※冒頭のバラの写真は、母が手術をしている間に撮ったものです。
5時間程度待っていたので、そのあいだに何枚か取りました。
たまたま時間の経過が光線で分かります。


前回は母の乳ガンに関する事態の時系列のアウトラインでした。
こちらです。
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/e/9349e09782bdf70706acd6305fd8c7ea

第2回目は、発見とセカンドオピニオンについて書こうと思います。

母の乳ガンは健康診断で発見されました。何年か健診にいっていなかったというのが、失敗でした。過去3年ほど弟が脳腫瘍で闘病していたため母はその看病に付きっきりとなり、自分の健診に行くほどの時間的・精神的な余裕がなかったようです。
結局健診では一発で分かってしまうたぐいの、つまり物理的にしこりがはっきりと有り、それによって皮膚の一部がひっぱられていたり、陥没していたりという状況だったのです。
これは、正直言って自己診断でも分かるぐらいの乳ガンの状況なのですが、なぜか母はそれを疑うことがありませんでした。健康であるときには、そういう症状はあっても見えないことにしてしまう、もしくはあってもたいしたことがないと勝手に判断してしまう、思いこんでしまうのかもしれません。

ここでの教訓は、健診は必ず行くべき。健診の機会がなければ作ればいいでしょう。そして、自分の体の変化は健康状態の如何に関わらず、モニターするべきだということです。

さて、健診で乳ガンが発見されたので、母は地元の大きな総合病院を選び精密検査を行ってほぼガンの状況が把握されました。初期ガンではなく進行ガンでした。ただ末期ガンではありませんでした。乳ガンの症状によるステージが示され、と診断されました。その後は治療計画が示され、それについての説明と、具体的なスケジューリングとなりました。手術をし、抗ガン剤(化学治療)を使用する。部分摘出であれば手術後に放射線治療を行う。ということでした。そして母は全摘出と部分摘出のチョイスをするように、と言われました。

主治医の説明では、全摘出は部分切除+放射線治療と等しい治療効果であるとのこと。全摘出、部分切除ともに、治療効果は同じと言われました。そしていずれにしても手術の予約だけは、ということになり、手術の日程だけは決まりました。

僕は男性なので乳房を温存するかどうかについての、生理的な感覚は分かりませんが、結構大きな違いなのに治療効果は同じ、というのは不思議な気がしました。

ここから母は全摘出/部分切除について、悩みはじめなかなか数日、もしくは数週間か、手術の内容を決められないまま時間が過ぎました。

この主治医はセカンドオピニオンを受け付けている医師だったせいもあるのでしょう、診察後はいつも、セカンドオピニオンはいつでも受けていいです、資料を渡しますので、とセカンドオピニオンについていつも協力的な姿勢だったので、母にセカンドオピニオンを勧めました。その後Webで調べると、セカンドオピニオンを受け付けている医師や病院が非常に少ないことに気づきました。気軽にできることではない、というのが現状だと思います。東京でも少ないのですから、地方ではなおさらでしょう。

ただ、幸いなことに母の住む場所の近くに、
浜松オンコロジーセンター(渡辺医院)http://www.oncoloplan.com/
というセカンドオピニオンを受け付けている腫瘍内科があることが、検索で分かりました。これはたまたまとはいえ非常に幸運でした。それ以外だったら新幹線で名古屋や東京まで行かないとダメ、という状況だったのでした。

そして主治医にセカンドオピニオンを浜松オンコロジーセンターで受けたい旨を告げ、資料を受取り(いや、直接送ってくれたのかもしれない)、まだ暑い夏の時期に母と駅から歩いて浜松オンコロジーセンターに向かいました。

ということで、セカンドオピニオンの様子は次回にします。

Coleman(コールマン) スリムキャプテンチェアが欲しいですぅ。

2007年08月30日 00時57分40秒 | DIARY
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『オーシャンズ13』を見たけど、トミーとマツとか、スタスキー&ハッチだな<★★★☆☆>

2007年08月30日 00時46分28秒 | 映画レビュー


オーシャンズ13
[監]スティーブン・ソダーバーグ 
[出]ジョージ・クルーニー  ブラッド・ピット  マット・デイモン  アンディ・ガルシア  アル・パチーノ  エレン・バーキン 
[制作データ] 2007米/ワーナー
[上映時間] 122分
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットら豪華スター競演によるクライム・ムービーの第3弾。オーシャンズと対決するカジノ王には、名優アル・パチーノが扮している。ダニー率いる犯罪集団オーシャンズ。そのひとりであるルーベンが、カジノ経営者バンクの裏切りで瀕死の目に遭う。敵討ちを誓ったダニーはメンバーを集め、新カジノのオープンを迎えたバンクを徹底的に潰そうとする。

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