味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

其の本乱れて末治まる者は否ず。

2014-09-23 19:38:47 | ブログ

タイトル----其の本乱れて末治まる者は否ず。第2097号 26.09.23(火)

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 其の本乱れて末治まる者は否ず。『孟子』

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 何事でも根本が乱れて、末の治まるものはない。その人自身も、家庭も、国家も、またその他どんな小さなことも、みなそうである。

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【コメント】

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 23日は南洲神社入口にある浄光明寺歌碑建立除幕式がありました。その短歌は

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 御仏の浄光明が とこしえに

     護るならまし 南洲の夢 

               与謝野晶子

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 門前に建立された歌碑は与謝野鉄幹、晶子夫妻がこの地を訪れた際に詠まれたものである。

 与謝野夫妻が鹿児島を訪れたのは、昭和四年のこと。

 東京で「改造社」という出版社を経営していた、川内出身の記者、山本実彦が鹿児島行きを勧めたためである。

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 与謝野鉄幹は鹿児島に縁があり、鉄幹の父礼厳は、浄土真宗西本願寺の僧侶であった、その父が明治十三年鉄幹八歳のとき鹿児島市の西本願寺別院の布教顧問として赴任、その時、鉄幹は名山小学校に転校している。

 翌年、鹿児島別院の加治木説教所(現・性応寺)の僧侶として赴任したため鉄幹も加治木町に移り住んだ。

 明治十五年十一月、与謝野礼厳は布教活動を終え、家族とともに京都に帰るまで約二年半の間、鉄幹は鹿児島市と加治木町に暮らしていたのである。

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 『臥牛先生遺教抄』 (第37回)

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 三十七、人を待遇するに公平ならずばあるべからず。さりとて賢不肖の差別なく平等に待遇するを公平と思える者あり。これは俗公平というものにて大いなる誤りなり。常に賢不肖をよく吟味し、賢なれば尊信し不肖なりとて捨てはせず、矜 (あわ)れみて誘掖するこそ真の公平なりと。

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 『論語』 37

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三十七、或るひと孔子に謂って曰はく、子奚(なん)ぞ政を為さざる。子曰はく、書に孝を伝えるか。「惟れ孝は兄弟に友に政(まつりごと)有るに施す」と。是れ亦政を為すなり。奚ぞ其れ政を為すを為さん。

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〔訳〕 ある人が孔子に

①先生はなぜ政治をなさらないのですか」と問うた。

②孔子が言うには、書経に、父母に孝に兄弟に友に、それが政治に移り及ぶものだ、と意味の言葉がある。

③即ち家を斉えることも亦政治である。何もわざわざ国の政治の仕事をせねばならぬものではないか。

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短歌の紹介

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南洲の夢永しえに明あれと

           御仏に祈る晶子真心 6924 博庵語録


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2014-09-23 20:07:49
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