味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

浩々として歌う。天地万物吾れを如何にせん。

2014-02-20 11:30:45 | ブログ

タイトル---浩々として歌う。天地万物吾れを如何にせん。第1883号 26.02.20(木)

.

 浩々として歌う。天地万物吾れを如何にせん。『古文真宝』

.

 浩然の気に養われて得意に歌う。天地万物も、このわたしをどうすることもできよう。超然たる気分。(馬子才「浩然の歌)

.

【コメント】

.

 昨日も6歳の森永君が稽古にきました。親子ともどもとにかくまじめです。6歳の子どもがひとりで『南洲翁遺訓』第一章を拝誦するさまは何と表現したものでしょう。

.

 『臥牛 菅実秀』を連日筆写しながら、西郷先生も世界的偉人と言われているけれども、菅先生もとにかく偉い人だと思う、と話をするものですから、いつの間にか菅臥牛先生が大好きだ、というようになりました。

.

 人間、順調に行っている時は、上の『古文真宝』にあるような気分になりがちなものですが、6歳児と母親様に絶対にそうならないようにと、かみ砕いてお話をしています。

.

 とにかく、人様を立てて、自分は一歩下がる人間になりたいものです。そのお手本が森信三先生の高弟とされる寺田一清先生であります。

.

 寺田先生は、毎朝ご自宅で、息子さんとご挨拶をするそうです。はじめてお会い人に挨拶をするように。

 「やあ、おはようございます。お元気ですか」というふうに。お話した後で、「ハイ、有り難うございます」とも言うそうです。そうすると諍いがなくなりますとも言います。見習うべきだなと思っています。

 後一週間で荘内南洲会の先生方とお会いできると思い、お迎えの準備に大わらわです。

.

短歌の紹介

.

荘内の皆様訪問お待ちする 

              小野寺(写真)先生鶴首の想いで 6595 博庵語録

南洲の遺訓読みつつ小野寺師

             講義と思い厳粛に読 6596 博庵語録


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。