第3367号 30.03.20(火)
身を謹み用を節し、以て父母を養ふ。『孝経』158
自然の恩恵によって生計が裕福となったならば、身の振舞いを慎み、財用をできるだけ節約して、父母に孝養を尽くすことを怠らない。
【コメント】「自然の恩恵によって生計が裕福となったならば」とありますが、裕福になるならないに関わらず、節約をすべきだし、そして学問・読書に没頭した方がよろしいかと思います。
何がなんでもこの本を読み終わるまでは、飲み食いはしないぞという自分との闘いを演じて欲しいものです。23歳の時、早朝6時から枕崎の自宅で『学んで習って真似して捨てる』を読んだことがあります。6時間半かかりました。
それを契機に毎月購入する書籍の数々を片っ端から書き写してきました。そういう作業に気力旺盛に取り組んでいくと健康にも恵まれてきました。
とにかく怠惰な自分に甘んじると体調が弱るのです。そこから病が入ってくるのです。毎日の作業を喜んでこなして行きたいものです。
昨日は国会で森友問題についての集中審議が行われました。いろいろな追求に対して総理は自分に落ち度はない、関係していないと強きですが、大くの国民はちゃんと見抜いているのです。
アキエ氏も皇后陛下を見習ってほしいものです。妻一人をまともに躾できない総理は亭主失格とやがて断罪されるときがくるでしょう。
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『不動心』(第225回)
「精一杯」に満足すること
宇宙の根本原因は、大なる河のごとく万物を運び去っていく。それなのに人間どもは、おもしろ半分に政治をもてあそび、哲学の神髄をわきまえたといわんばかりの顔をしている。まったく情けないことだ。まるではなったらしの子供のようなものだ。
人間たちよ、どうしたというのか。なぜ今、自然が命じていることを行なわないのだ。与えられた機会を逃さず、ことに取りかかれ。人に見られているかどうかを気にして、きょろきょろよそ見をしている暇はあるまい。
プラトンの理想国家など望むべくもないが、どんな些細なことにも精一杯努力してうまくいったらそれに満足するのだ。
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『言志録一』183
私心を挟むな
事を処するに理有りと雖も、而も一点の己れを便するもの、挟みて其の内に在れば、則ち理に於て即ち一点の障碍をなして、理も亦暢びず。
〔訳文〕事を処理するのに自分の方に道理があっても、そのなかに僅かでも自己の便宜のためにするという私心が挟まれておるならば、これが道理上にも障碍となって、道理が通じなくなるものである。
これは昨日の総理の国会答弁のことをいっているようです。
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身を謹み用を節し、以て父母を養ふ。『孝経』158
自然の恩恵によって生計が裕福となったならば、身の振舞いを慎み、財用をできるだけ節約して、父母に孝養を尽くすことを怠らない。
【コメント】「自然の恩恵によって生計が裕福となったならば」とありますが、裕福になるならないに関わらず、節約をすべきだし、そして学問・読書に没頭した方がよろしいかと思います。
何がなんでもこの本を読み終わるまでは、飲み食いはしないぞという自分との闘いを演じて欲しいものです。23歳の時、早朝6時から枕崎の自宅で『学んで習って真似して捨てる』を読んだことがあります。6時間半かかりました。
それを契機に毎月購入する書籍の数々を片っ端から書き写してきました。そういう作業に気力旺盛に取り組んでいくと健康にも恵まれてきました。
とにかく怠惰な自分に甘んじると体調が弱るのです。そこから病が入ってくるのです。毎日の作業を喜んでこなして行きたいものです。
昨日は国会で森友問題についての集中審議が行われました。いろいろな追求に対して総理は自分に落ち度はない、関係していないと強きですが、大くの国民はちゃんと見抜いているのです。
アキエ氏も皇后陛下を見習ってほしいものです。妻一人をまともに躾できない総理は亭主失格とやがて断罪されるときがくるでしょう。
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『不動心』(第225回)
「精一杯」に満足すること
宇宙の根本原因は、大なる河のごとく万物を運び去っていく。それなのに人間どもは、おもしろ半分に政治をもてあそび、哲学の神髄をわきまえたといわんばかりの顔をしている。まったく情けないことだ。まるではなったらしの子供のようなものだ。
人間たちよ、どうしたというのか。なぜ今、自然が命じていることを行なわないのだ。与えられた機会を逃さず、ことに取りかかれ。人に見られているかどうかを気にして、きょろきょろよそ見をしている暇はあるまい。
プラトンの理想国家など望むべくもないが、どんな些細なことにも精一杯努力してうまくいったらそれに満足するのだ。
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『言志録一』183
私心を挟むな
事を処するに理有りと雖も、而も一点の己れを便するもの、挟みて其の内に在れば、則ち理に於て即ち一点の障碍をなして、理も亦暢びず。
〔訳文〕事を処理するのに自分の方に道理があっても、そのなかに僅かでも自己の便宜のためにするという私心が挟まれておるならば、これが道理上にも障碍となって、道理が通じなくなるものである。
これは昨日の総理の国会答弁のことをいっているようです。
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