味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

世渡りの術を磨こう。

2010-03-02 16:37:36 | ブログ

タイトル----世渡りの術を磨こう。 第385号 22.03.02(火)

 拙著「文武両道」『学問と武道のすすめ』 第40号より----

 人は須(すべから)く事上(じしょう)に在って磨くべく、方(まさ)に立ち住(とどま)らん。方(まさに能(よ)く静(せい)にも亦(また)(さだ)まり、動(どう)にも亦定まらん、と。『伝習録』

 人はすべてにおいて事のないのを求めるべきではなく、物事の発生によってどのように処理するかなど、処世(世渡り)の術(すべ)を磨かなければならない。そうすることによって自然と不動の精神は確立され、何事もない時には心は安らぐし、また事象発生の時にも慌てずに、安定した処置が出来るにちがいあるまい。(訳・筆者)

 我々凡人には大変難しいことではあるが、南洲翁遺訓と併せて、その精神に到達するまで頑張って見たいものです。

 努力目標

 一、聖賢の書を読みましょう。わからない時は何回も読みましょう。私はそのようにしています。

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 語録   人生を謳歌しよう。   「人の道」を踏み外さないで。

 テ-マ 学び続ける

 何事も一朝一夕に出来るものではない。ただ、一心にコツコツとやり続けることである。自分の存在を自分で立証するために、そして人様のお役にも立つようにと。

 機械文明、メディア文明に翻弄されない、どっしりとした自分を創ろう。その為には、読み・書き・聞く(人の話や自分で良書を吹き込んだテ-プでもよし)を繰り返し、確固たる自分を構築しよう。

 人が何と言おうが、思おうが、気にする必要はない。伸びるためにただ実践あるのみである。が、通常言う「点とり虫」であってはならない。共存共栄のバランス感覚がなくてはなるまい。

 このブログは昨日少しだけ書き、今朝続けて書きました。そして保存しようとしたら、パッと消えてなくなりました。朝から確定申告の書類作成をし、夕刻再度書きなおしました。