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2021 2/13の拝観報告2 最終(青蓮院)
写真は、聖天堂。
本来メインの知恩院 方丈庭園がなくなったので、代替案として急遽
青蓮院に行くことになりました。
土曜日の14:00とはいえ2月の緊急事態宣言下なので、かなり人は少なかったです。
まずは伽藍内から。
華頂殿で青蓮院も含めた門跡寺院の位置づけのお話がありました。
要するに中世の皇族で天皇にならなかった子女は、
宮中に残り続けるわけにもいかないし、さりとて野に下る訳にもいかない。
だからしかるべき寺院で仏門に入ることになり、
それが門跡寺院の始まりであるという感じです。
また室町幕府の将軍家も同じで、3代将軍足利義満の跡を継いで4代将軍になったのは子供の足利義持。さらに5代将軍になったのは義持の子の義量(よしかず)。しかし義量は病弱な上、酒害で早逝します。
そこで6代目を決める際に、もう仏門に下っていた義満の他の子どもにお鉢が回ってくるんですね。
最終的に青蓮院門跡義円がくじで将軍になるのですが、これが6代将軍足利義教ですね。
その後、小御所、本堂と行きましたが、
本堂の裏側に写真のように新たなお堂が出来ていました。
聖天堂でした。
なんでも明治の廃仏毀釈の際に境内を売却した際に、やむなく取り壊したお堂だそうです。聖天象は本堂でお祀りされていたそうですが、この度再建されたそうです。
そして宸殿に。
門跡寺院特有の建物ですので、ここはハズせないですね。
さてこの辺りで15:00頃になりました(本来の予定は14:30まででした)。
この後次男を塾に送らなくてならなかったので、庭園までたどり着けませんでしたが、僕は一足先にここで失礼しました。
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