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東寺4 特別拝観2(観智院)


写真は、涅槃禄の庭

観智院(かんちいん)は、春(3月末~5月)と、秋(9月末~11月)の定期的な特別拝観に加え、それ以外にも時々やっています。
ホームページに記載があるので、事前にチェックして下さい。

表門を入ると正面に静観堂があり、弘法大師像がお祀りされています。
左手の庫裏から入ります。
受付で拝観料500円を納めます。
廊下を進むと、正面に書院、その奥に茶室の楓泉観、中庭を挟んで右前方に本堂、右手に客殿(国宝)があります。

拝見経路に沿って、まずは右手の客殿へ。
客殿を後方から正面に回り込みます。
最初の客殿後方には羅城の間と控えの間があります。
正面に来ると上段の間があり、床の間に鷲図、襖絵が竹林の図で、共に宮本武蔵が潜伏中に描いたものです。

前庭が2017年に新たに作庭された涅槃禄の庭。
それ以前は弘法大師が唐から日本へ帰国される様子が、枯山水で現わされてていた五大の庭でした。

隣の本堂へ。
内陣には本尊の五大虚空蔵菩薩像(重文)が、右手には愛染明王像がお祀りされています。

本堂と書院との間に、細長い“四方正面の庭”があります。
どの方向から見ても観賞できる造りです。

書院へ。
襖絵は浜田泰介画伯の四季の図があります。
春の朝、初夏の芽、秋の音、新雪と四季に分かれた構成です。

書院を出て廊下を右奥へ。
突き当りまで進むと茶室 楓泉亭があります。
3畳+4畳半の茶室で、さらに奥にも雁行状に3畳+4畳半の茶室が並びます。
露地は流水の庭
苔のきれいな庭園で、その名の通り紅葉がきれいなようです。

廊下を戻ると庫裏です。

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