豊見城市 民俗文化財巡り(20)『嘉数地区』①

2008年01月28日 00時05分33秒 | 沖縄現地情報

豊見城市嘉数(かかず)地区は、真玉橋側から入ると、県道11号線を南下し「嘉数入口」を左折して、「仲間世」を通り過ぎて行きます。
車なら数分で、嘉数公民館に着きます。近くの空地に車を留めて、公民館西側に隣接している6~7m頂上の「ウタキ(カカズヌウガン)」を観ます。
階段入口にあるガジュマルには精霊がいる気配がしました。頂上には、屋根が付いたコンクリートの祠がありました。

▲<左、登り口にあるガジュマル。右、頂上にある時代を感じる祠。>

▲<広場側にある石で組まれた拝所>

公民館南側に、東西200m位のサッカー場と思えるような芝生広場があります。
南側中央崖下に「ウブ(ウフ)ガー」がありますので、金網の扉を開けて下に降りますが、南面に関わらず、樹木で光が遮断され欝蒼としています。直ぐ近くにあったので安心して降りましたが、探すために降りるには不安な状況です。
撮影している最中にも、蚊が刺しに来ますので、早々に退散しました。
金網の中には美しい水が湧いていました。


公民館前の横断歩道を渡り、住宅街に入った直ぐの所に、農産物の直売所があります。その裏に「シリヌカー」があります。
教育委員会の地図では、ここは「ナカヌカー」のはずですが、標識には「シリーヌカー」となっていたので変更しておきます。


その裏には「カニマン嶽(うたき)」があるようになっていましたが、裏の民家の庭に小山があり、そこに小さな祠があったので、「カニマン嶽(うたき)」としておきます。
個人住宅の敷地で、入れなかったので北側と南側の外から撮影をしました。

▲<左、北側。 右、南側正面庭より撮影。手入れのされている庭でした。>


▲<民家の垣根に咲いていたハイビスカス。沖縄では、このように年中ハイビスカスが咲いています。>
⇒次回は、「嘉数之殿」と綺麗な個人住宅を紹介します。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿