「シマヤマヒハツ」

2016年11月07日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

▲<バイパスの埃っぽいところに、食用になる「シマヤマヒハツ」の果実が出来ていた>

ある日、「小禄バイパス」の歩道を歩いていたら、「街路樹(低い垣根)」に、小さな「ブドウのような果実」を見つけた。

植物名プレートに、「シマヤマヒハツ」と書いてあった。

家に帰って、パソコンで調べてみた(以下、抜粋で紹介します)。



島山篳撥(シマヤマヒハツ)は、トウダイグサ科ヤマヒハツ属(アンティデスマ属)の常緑低木である。
アンティデスマ属は、東南アジアなどに160種くらい分布する。
日本にも山篳撥(ヤマヒハツ)などが分布し、属名の和名はヤマヒハツ属という。
篳撥(ヒハツ)はコショウ科の植物名である。



和名の由来は、山に生えて篳撥(ヒハツ)に似る事からきている。
本種は与那国島以南に分布する。海外では、台湾からフィリピンにかけて分布する。

現在では、琉球列島の各地で栽培されている。沖縄方言では「ビバーシ」と呼び、沖縄料理に使われる。
樹高は1メートル~3メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の質は薄い革質で、艶がある。



雌雄異株である。開花時期は3月~9月くらい。
枝先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花弁のない小さな花が咲かせる。

結実時期は9月~12月くらいで、直径5ミリくらいの楕円形の実を房状につける。
実は、黄緑色から橙色、赤色、紫色と変わり、熟すと黒紫色になる。
一斉に熟すわけではないので、カラフルで観賞用としても楽しめる。
渋味と酸味が強いので果実酒の材料とされる。



食べられる事に、驚いた。


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