NPO沖縄観光核人材育成事業 その②

2009年01月30日 14時00分12秒 | 沖縄現地情報

パネルディスカッションのテーマは、「これからの観光人材の発掘と育成について考える」でした。

パネラーは、小畑貴裕(東京YMCA国際ホテル専門学校教務部長)、喜久川瑠美子(第一交通産業グループ那覇バス㈱観光部教育担当主任)、中村 聡(那覇セントラルホテル代表取締役社長)、小田中克己(㈱ジャンボツアーズ専務取締役執行役員)、平山文男(㈱パム顧問・Chura+&組織活性化、GCDF-japan保持者)、司会進行 島田勝也(NPO沖縄人財クラスタス研究会理事、NTT沖縄支社ITビジネス部主査)

内容は、①インタンシップを引き受けての感想 ②観光業界への視点 ③提言の内容で進行。

私の発言内容は、㈱パムの顧問として、パムの会社紹介をした「売上構造は、デジタル&モルタルのシェアで説明すれば、沖縄ツアーランド、タビンチュウネット、ちゅらグルメのデジタル系で2/3。TABINCHU、Chura+のモルタル系で1/3の割合」。
インターンシップ制度については、「青田刈りの人事戦略として成功するが、ボランティアとしてのインターンシップは、企業は反対的。企業の現場は、素人の学生が職場に入る事は大変迷惑だと思っている。」
「今回のNPO沖縄観光核人材育成事業では、県内&東京のそうそうたる企業でインターンシップを受け入れて頂いたのには驚いた。インターンシップ生は、基本無料だが10万円の参加費を払って良いくらいの内容だ。」

観光業界の視点は、「琉球新報が首都圏1551名のアンケートで、上位4つは、グルメ、離島、海、自然だった(すべて40%弱)。その下に歴史、伝統工芸、音楽、ホテル、スパ、健康、伝統芸能があり10%前後の認知。これをどう見るか?私は、この10%前後の認知力の低い部分を伸ばす事が他地域との差別化を図る必項目だ。海や自然も荒れ放題だが、観光業界は対策を考えていない。」「観光業界は、まだ旅籠の感覚で、他の業界では常識の顧客意識への関心が低い。」・・・。

提言では、「沖縄の観光業界&行政の50歳以上の人は、早く引退して後輩に道を譲った方が良くなる。」まだまだ、言い足りなかったが時間が来て終わってしまいました。
※紙面の関係で、他のパネラーの発言は割愛してしまいました。



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