ベランダ観察記 特別編②  「巣立ち」

2009年05月03日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

4月30日の朝、ベランダのヒナ達の声がまったくしなくなった。
親鳥の餌を運ぶ姿も見えない。
ヒナ鳥たちが巣立ったのだ。



▲<4月29日の朝、ベランダの外に出て遊ぶヒナ。少し産毛が残っているが、すっかり羽が生えそろっている。>

最終的には、2羽が巣立った(成長が遅かった2羽が、この一週間に、巣立出来ずベランダで亡くなっていた)。

妻が、隣家の屋上にて、一羽のヒナが飛ぶ練習をしていたのを見つけた。
そのヒナも、翌日には、その場にはいなかった。



▲<飛ぶ練習をさせられているヒナ>

▲<少し離れた建物から呼ぶ親鳥>

発見してから約一ヶ月間、母鳥に餌をあげたり、クラーが使えないのではないかと心配したり、近所迷惑になるくらいに騒がしかったヒナのエサ待ちの鳴き声。
あっというまに巣立ってしまい、静かになると嬉しいやら寂しいやら複雑な気持ち。

▲<残された巣とフンの跡>