「GOEMON」を観ました。

2009年05月19日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

今日(5月18日)沖縄は、梅雨に入りました。
5月1日から、公開されている「GOEMON」をやっと観て来ました。





あの、紀里谷和男監督の新ムービーです。
織田信長暗殺の主謀者は、豊臣秀吉で明智光秀が共犯者。

石川五右衛門が主役で、霧隠才蔵、服部半蔵、猿飛佐助が出てくれば、私の少年時代のヒーロー物語です。

紀里谷監督の想像力が、バンバン弾ける。
安土城や大坂城は、中世の城を彷彿する。
大坂の街は、当時世界有数の賑わいだったとの状況を再現している。
石川五右衛門が、あまりにもジャンプ力があり過ぎるのと、鎧兜に違和感があったが、テンポの速いストーリー展開は、グイグイ引き込まれた。
CGをふんだんに使った画像は、私には違和感無く観れた。
紀里谷監督が、映像の色にこだわったらしい(情熱大陸より)が、映画というよりも「劇画」にしたかったんだという事が良く解った。
歴史をクリエイティブし、ヒーローをよりヒーローに仕上げた事は成功したのではないか。

その構想が、まったく新しい「歴史ムービーGOEMON」に仕上がっていた。
西洋人が、監督した日本の戦国時代劇よりも、ずっと正確で安心して観る事が出来た。