『玉城焼窯元』見学記

2008年02月16日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

沖縄本島南部玉城村(たまぐすくそん)には、焼き物工房が数軒あります。その一軒「玉城焼窯元」が、宮本亜門邸に行く途中にあります。

感じの良い民家風の販売所に入って作品を見ていたら、3年くらい前に買った「三線を弾くシーサー」と、よく似たものが目に付いた。


<私の家の「三線を弾くシーサー」>
眺めていたら、店の方が、作者の「稲福哲雄」さんが、向いの工房で仕事をしていると教えてくれ、入ってもかまわないと言われたので、仕事中の工房へ入れて頂いた。

▲<当日は、ビアグラスを創っていました>
工房の中は、ご本人とお弟子さんの2人で仕事を行っていました。

お弟子さんの創っている「泡盛を抱くシーサー」は、一日に40点作成との事でした。
稲福哲雄さんは、仕事中にもかかわらず話をしてくれました。

帰って調べたら、稲福哲雄さんは、京都に修業に行きその後、地元に帰り父親がやっていた豚小屋を改良して工房にしたらしい。

「浜の茶屋」のオーナーは、実兄らしい。

ともに楽器を奏でるようで、プロのミュージシャンとして演奏しているとの事でした(兄の信吉さんは、トランペットで、哲雄さんはサックスのようだ)。

『玉城焼』沖縄県玉城村字玉城90-4 ℡098-949-7696