豊見城市 民俗文化財巡り(24)『金良地区』

2008年02月10日 00時05分13秒 | 沖縄現地情報

▲<金良公民館>

豊見城市金良(かねら)地区は、豊見城市の東端に位置し、長堂地区の南側に隣接してます。「南部農林高校」の前の道を南下すると、そのままで金良地区へ入れます。
今回は、「長嶺之嶽」を巡った後、嘉数側から入りました。「良長園」の前道路を下った三叉路が、金良地区の西入口になります。
その三叉路には、「ニシンダウタキ」「ニシンダガー」が有る筈なので車を置いて探すが、森があるのみで入れる状況ではない。
向いにあった商店に入って聞いたら、おばぁ3名の中で一人の方が案内してあげると言って頂き後を付いて歩く。
「メーヌカー」と「ウブガー」を案内して頂いたが、「ウブガー」は駐車場になっていた(ありがとうございました)。

▲<左「メヌーカー」の傍にあった拝所。右「メーヌカー」>
<住宅地の三叉路中央にあった共同井戸(名前不明)>
地区内を歩いても、何一つ解らないので、「金良公民館」へ聞きに行く。
しかし、締まっていた。諦めかけて、公民館前の道に立って、南側の公園を覗くと、そこが「金良地区共同拝所」だった。
この地区の拝所・井戸は、すべてここ祀られていました(拝所移転の日付は、昭和62年5月17日となっていました)。






⇒豊見城市の東端に位置する「金良地区」は、隣接する八重瀬町の雰囲気に近く、地域性が強いと思いました。新しく移住した人が直ぐに入るような地区では無いと思われます。

これで、豊見城市の22地区をすべて回りました。
豊見城市は、歴史の古い史跡も多く、かつ南西部埋立地の商業地域の発展など、変化が激しい地区と変化が少ない農業地域に分かれます。
全体的には、地域性が強い農業・養豚・漁業従事者の住居地域です。
文化財巡りをしていて、沢山の方に場所を教えて頂きました。
再度、感謝申し上げます。
また、市の名前にもなっている「豊見城(とよみぐすく)跡」が、民間の手に渡り立ち入りも出来ない状態になっていたとは驚きでした。
今後、那覇に隣接している一部の地区は、那覇のベットタウンとして、人口流入が続くと思われます。
移住者の場合は、那覇市隣接地の新しい賃貸マンションから始めるのが良いと思います。特に、豊崎・宜保地区の、賃貸マンションはお勧めです。その時は、車が必需品になります。近々、「高速道路那覇空港線」が開通しますので、素晴らしく交通の便が良くなり、不動産価値が高くなると思われるます(家賃も高くなる)。
地味な、ブログを最後までお付き合い頂きありがとうございました。