▲<住宅の垣根に咲いていた「ベンガルヤハズカズラ」つる性なので、玄関上のアーチなどに這わせて垂れ下げたりしています。>
宮城さんに、「長堂の中心住宅街」を一通り案内して頂いた後、公民館へ行き中に入れて頂く。
そこで宮城さん作成の「長堂井泉表」(長堂地区には延べ13の井泉があった!)を拝見し、缶コーヒーを頂きながら、色んな話をお聞きする。
▲<公民館の事務所で、話をして下さった宮城さん。>
宮城さんは、昭和13生まれで沖縄大戦時は、7歳で家族と長堂から本当の南端「摩文仁(まぶみ)」まで逃げ、ガマに隠れていたところ、日本語によるアメリカ軍の呼びかけで、ガマから出て命が助かった。生々しい、戦争中の話までお聞きかせて頂いた。
その後、宮城さんの案内により、最初探せなかった「ニービガー」は、公民館の一本南側の道を北に少し歩いたビニールハウスが3棟ある家の裏にありました。宮城さんが、住んでいる方に、お断りをして頂いたので見る事が出来ました。(ここも、一人では絶対に探せなかった)。
▲<「ニービガー」井戸の上には、普段は落ち葉防止のシートが掛けられている。>
長堂地区は、一人で探せば間違いなく「ジトーガー」と「トーヌガー」しか探せなかっただろうと思います。
<綺麗な玄関のお家>
雨が強くなって来たので、「長嶺之嶽」と「志屋嶽之殿」の見学を残してお別れをした。
⇒次回は、後日に行った。地区外周にある「志屋嶽之殿」「長嶺之嶽」を探しに行った時の話です。