晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

奇妙奇天烈展 11/25

2014-11-25 | 歴史・民俗

2014.11.25(火)雨

 「縄文奇妙奇天烈 弥生摩訶不思議」というタイトルの綾部市資料館特別展に行く。由良川周辺で出土した用途不明、意味不明な遺物を紹介している展示だ。
以前、鳥取の青谷上寺地遺跡に行ったときに何かわからない遺物についてのアイデアや論文を募集していた。(2007.5.16参照)応募したが残念ながら入選しなかった。いただいた論文集を見たらいやはや本格的な考察がしてあって驚いた。とてもおもしろいイベントだと思う。
 今回のはそういった応募は無いのだけど、とにかく訳の分からない遺物の現物が展示されているのでおもしろい。一応すべて説明がしてあって、用途のわかる物もあるが、一体全体なんだろうというものがほとんどである。

 じっくりと展示品の前で考えるのは楽しい、しかしアイデアは湧いてこない。縄文人や弥生人が笑ってそうだ。
 この特別展は今月末までで、会期中は無休なので是非行ってみてほしい。どうしても行けない人は特別展の小冊子を手に入れることも出来そうだし、あやべ市民新聞社発行の「タカラガイの壺」(1,200円)にも掲載されている。近澤豊明先生のウィットに富んだ文章で楽しく読める。当分の間、じょんのびにも置いておくので参考にしてちょうだい。

 葛禮本神社の石棒について担当の三好さんに教えていただく。単体で存在する縄文期の遺物だけに詳しくは解らないのだが、詳細の載っている館報があったので購入する。雨の一日を楽しく過ごさせていただいた。

【今日のじょん】カメムシが最後の力を振り絞って出没しているが、それよりもテントウムシの発生時期になって困っている。壁や天井に見つけると大声で吠えまくるのだ。音はしないだろうから、嗅覚と視覚で見つけるんだろうけど、やかましいので疲れる。教えたわけでは無いけれど、捕まえては捨ててるので協力しているのだろう。

コメント
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