東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

熱い日々

2018年02月16日 22時12分12秒 | 時事

 当然ながら気候の話ではありません。連日熱戦が繰り広げられている平昌オリンピックです。「この日のために全てをかけてきた」選手達の気迫には、本当に圧倒されます。

 今日は、どのチャンネルもトップニュースは「帰ってきた王者・羽生結弦」。怪我で二ヶ月も氷の上に立つ事が出来ず、このオリンピックが復帰第一戦という状況で、自己ベストに迫る高得点をたたき出し、見事ショートプログラム一位を確保した羽生選手に、皆が熱狂しました。まるで映画やマンガの様なことが、現実にも時々起きるのです。メディアでは、常に前向きで強気の姿勢を崩さない羽生選手ですが、試練を自分の成長の糧にしてしまうその姿には脱帽です。是非フリーでも、思い描いている通りのフィナーレを飾って欲しいと思います。

 基本的にスポーツのことは殆どわからない私ですが、他にも先日行われた、スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手と、ショーン・ホワイト選手のメダル争いにも感銘を受けました。お互いに最高難度の技を見事に決めて、結果平野選手は銀メダルになったわけですが、ひとまわりほど年の離れた者同士によるしのぎを削る闘いは、凄まじいものがありました。平野選手が金を取れなかったのは残念ではありますが、ベテランのカリスマ、ホワイト選手が意地を見せてくれたのは嬉しくもあります。自分が若いころは新鋭、若きホープ(とはいえ、平野選手も既に前回メダリストで十分な実績があり、もはや新鋭ではないのかもしれませんが)を応援し、自分が中年になるとベテランに肩入れしたくなる、、、世の中そんなものです。

 寒い冬の日々、しばらくは熱いドラマを楽しめそうです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四年越し | トップ | 重圧を越えて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事