東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

アランフェスさんコンサート終了、そしてベートーヴェンの世界は続く

2016年04月10日 23時03分05秒 | 山形弦楽四重奏団

 昨夜コーヒー&レストランアランフェスさんにて、山形Q入魂のベートーヴェンプログラムコンサートが終了しました。ありがたいことに沢山のお客様がいらして下さり、会場は満席。我々も皆様の熱い視線を感じながら、思いっきりベートーヴェンの世界に入ることが出来ました。中爺氏の分かり易い解説を挟みながらの演奏で、あまりクラシックに馴染みのないという方でも楽しめるコンサートになったのではないかと思います。ご来場の皆様、そして多大なるご協力を頂きましたアランフェスさんと関係者の皆様、本当にありがとうございました!

 それにしてもやはり、ベートーヴェンは深い。やればやる程新たな発見があり、飽きるということがありません。そして初期、中期、後期とどんどん進化(個人的には深化と書きたい)していきますから、天才の仕事というのは大変なものだなと感じます。

 そして勿論、山形Qのベートーヴェンを巡る旅はこれで終わりではありません。まずは4月24日(日)の文翔館での定期演奏会です。後期弦楽四重奏の第一弾となる第12番を演奏します。昨日のコンサートでも「ヨーロッパの石畳の風景が見えるようでした」という素敵なお言葉をかけて下さる方がいらっしゃったり、本当にあたたかいお客様に恵まれましたが、やはり聞いて下さる皆様あっての演奏会。昨日初めて弦楽四重奏を聞いたという方も、これがクラシックへの入り口となったらこれほど嬉しいことはありません。まだまだ続くベートーヴェンの世界、今後ともお付き合い頂けましたら幸いです。 

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