１５年ほど愛用した魔法瓶が使えなくなった。早速近所のホームセンターで手ごろなものを買ってきた。
しかし どうも使い勝手が悪い 上ふた部分を押して湯を押し出す形式なのだが、今までのレバー式に比べて強い力が必要なことを痛感した。
古い魔法瓶の故障原因はよくわかっている、部品の交換も極めて簡単そうだ。
メーカーさんに連絡して部品があるかどうか確認することにした。
銘板を頼りに電話をすると、親切に対応してくれたけれど、数年前に製造中止となり部品はもう手に入らないと言う。
残念
故障原因の腐食して穴が開いてしまった給湯パイプ
日中は残暑と思うほどの暑さ
夕空晴れて 秋風吹く
季節が駆け足で過ぎてゆくから、大切なことを置き去りにしてしまう。
畑の隅のナツメが程よく色付いてきた 食べごろだ。
ホウヅキの赤色はハットするほどきれいだ。
赤い実は玩具ではなくなった、ホウヅキを鳴らせる人はいるだろうか
柿の紅葉 霜が来る前に落ち始めた
落葉が道路を埋め尽くすような大木はなくなった
柿の葉も玩具だった。子供は遊びの天才
紅葉が始まった庭先に朝日が射すと、普段だけ見慣れた景色にわずかな時間だけれど変化が現われる。
今朝は何の変哲ない石が獣に見えて、さらに凝視している間に埴輪の人面に変わった。
暫く姿を見せなかった四十雀がやってきて 古い巣箱を眺めていた。
明日から気温が下がるという予報
１０月は台風の余波か、冷たい雨で明けた。
９月のカレンダーをむしり取ると、一年が終わってしまったような気がする。
軒下の色あせたつゆ草で 疲れたハナアブが雨宿り
今年は金色の糸で巣を張る女郎蜘蛛は幅を利かせていたのに、畳１枚ほどもある大きな巣を作る鬼蜘蛛は見当たらなかった。
蜘蛛の世界にも様々な柵があるようだ。
今年移植したつつじが返り咲いた。
来季の本咲きが 楽しみだ。
