常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

春宵一刻値千金

2012年04月20日 | 季節の便り

キバナアマナ

4月に入って忙しい日が続いたと思っている。

それはただ、顔を出すだけの会議が多かったということなのだけれど。

雑事に追われっぱなしで、私の体はまだ冬から春の切り替えが終わっていないし、車のタイヤもまだ冬用のままである。

最後に残った会議が終わった後、春宵一刻、約4Kの道程を歩いて帰る事にした。

山の上の料亭を出て一人坂道を下り、ひなびた温泉街を抜けて田園地帯に出た。

確かこの辺に友人の家があった筈だと見回したけれど、すっかり家並が立て混んでしまって、その上に酒精の影響出て全く見当もつかない。

もしかしたらとんでもない方向錯覚を起こしていたのかもしれない。

道沿いに意地悪な犬が突然吠えかかってくる家がある、鎖に繋がれているけれど、それを引きちぎる勢いである。

多少遠回りになるが狂犬の家を避ける道を選んだ。

月夜でもないのに、暗い山ぎわに白木蓮の花群淡く白く浮き上がって見える。

春が来たのだと実感する。

 

 

 

 

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南方放送局

2012年04月19日 | 町会

放送機材

町会の連絡にはこの放送施設を使う。

電源を入れて左側のコールサインボタンを押すと「新世界家路」の落ち着いたメロディが1分間流れる。

コールが終わってから、「町会の皆様 おはようございます 南方町会より〇〇についてご連絡申し上げます」とアナウスを始める。

メッセージは20メートル程のコンクリート柱の4方に向けた大型スピーカーから大音量で流れ出る。

しかし 地域を形成する複雑な地形が影響するのだろう、どうしてもスポット状に不可聴地域ができてしまう。

不可聴地域の解消が町会当局の大きな課題として残されている。

 

 

 

 

 

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松本さくらだより

2012年04月18日 | 季節の便り

4月17日12時30分頃

桜が最も美しく見える時

五分咲き 花曇り 時おりそよ風

 

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エンゴサク

2012年04月17日 | 季節の便り

今朝の常念

ミヤマエンゴサク

庭に来る鶯のさえずりが旨くなった。

エンゴサクが咲いて、沢の瀬音が大きくなったのは谷筋の雪が解けたのだろう。

エンゴサクの淡い空色は、この頃の空を映しているようだ。

4月も半ばを過ぎた、昨日松本に桜の開花宣言が出た、松本城の堀端の基準木に数輪の花が開いたことによる。

市内の桜名所?は今週末が見ごろになると思われる。

 

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集会所

2012年04月16日 | 来し方

取り壊されれ集会所

 

集会所が公民館と呼ばれるようになったのはいつからだろう。

定かではないが、昭和初期から昭和40年頃まで、住民の集まる唯一の場所として活躍した。

入口に囲炉裏があり、屋根に煙出穴があって小さな屋根が乗っている。

囲炉裏の奥に畳の二室が続き、会議は奥の広間に座卓を並べて行われた。

集落内の重要事項は全てこの建物内で決定される権威ある建造物である。

このたび老朽化し倒壊の危険があるということでとり壊されることになったという。

今日から解体業者が入るらしいので撮影してきた。

集落の歴史を刻んだ建物が消えることに、関心を示す人は意外に少ない。

少年団  秋葉団  昭和団  青年団  村集会 消防団 と 良くも悪くも古来の因習を引きずって来た。

これでまた昭和が遠くなった。

 

 

 

 

 

 

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新緑

2012年04月15日 | 季節の便り

新緑皇居北の丸公園

昨日団体の役員会で雨の東京に行った。

宿泊し朝のウオーキングに参加した雨上がりのすがすがしい朝、桜は既に葉桜に近い。

新緑の公園が新鮮に思えた。

往復の電車で沿線の桜を観察できた、固い蕾、3部咲き 満開  葉桜 2時間半の行程の中で凝縮した季節を見た。

 

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花だより

2012年04月14日 | 季節の便り

固い蕾がいっきにほぐれた

ほころび始めた松本城堀端のソメイヨシノ

 

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落葉松に芽吹きの兆し

2012年04月13日 | 季節の便り

今朝の常念

朝日に紅く染まる落葉松林

目を覚ますごとに季節が進んでいる、今更ながら植物は睡眠をとらない事に気付かされる。

落葉松の新芽が弾ける間際になると、朝日を浴びて秋の黄葉のように梢が染まる。

将軍の圧制から解放された様に、季節を謳歌するように、万物が春を奏で始めた。

 

 

 

 

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サントビューネ(献血ルーム)

2012年04月12日 | 季節の便り

松本市に新たにオープンした日本赤十字社献血センターは「サントビューネ」という愛称で呼ばれる。

北アルプスの美しい山並、サイトウキネンフェステバルの優しい音色 を「山都美優音」の5文字でまとめ、カタカナに置き換えた。(同ホームページより)

わたしは年間2回程 献血を呼びかける奉仕ボランテアとして街頭に立つ。

松本駅前で通行人に「こんにちわ 献血センターです、献血にご協力お願いします」といってテッシュを配る。

ご苦労様と言ってくれる人、徹底して無視する人、避けるように遠回りする人等様々。

血液は保存期間が短いので、毎日新鮮な血液を補充しないと医療が滞こる恐れがある。

街頭呼びかけの効果は大きいとセンターの職員がいっていた。

 

 

 

 

 

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初音

2012年04月11日 | 季節の便り

クリスマスローズ

朝 細かな春雨の中で鶯の初鳴きを聞いた

雪の山から下りてきたばかりなのだろう、熱心さは伝わってくるけれど、なんとも下手くそで、思わず笑ってしまった。

通勤の道すがら、遠くに黄色い霞のようにサンシュが咲いて、葡萄畑から風に運ばれた落葉が道路で渦を巻いた。

春は風の季節でもある。

 

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