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常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

表銀座

2008年03月22日 | 季節の便り
燕岳から槍ヶ岳へ


私は見ているだけで、まだ走破したことはない。
ここからは、起点の燕山荘から終着槍ヶ岳山荘に樋を渡したら、水はどちらにも流れないように見える。
気温の上昇が続いて、どこまでも青い空の下、まもなく常念の北斜面に雪形が現れるだろう。
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墓参り

2008年03月21日 | 季節の便り


祖父祖母の事はそれなりに実体験を通して覚えている。
祖父母より前の二代は、話の上でさかのぼり輪郭を知ることができている。
しかし その二代より古い我が家のルーツを探る資料は、この墓石以外には無い。
野面の自然石に掘り込まれた文字は風雪に曝されて判読できないものが増えてきた。
墓石を見ていると、先祖様は何処から何ゆえに此処に来たのか、どんな人だったのか?興味は尽きない。

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コクサギ

2008年03月20日 | 季節の便り
コクサギ種子殻

いつぞや どこかの海辺で似たような物を見た気がしてたどると、岩や荒れたコンクリートの表面にびっしりと張り付いていた貝を思い出した。
潮が引いた岩場の水溜りには、山国では見ることのできない様々な生物がいて、飽きることなく時間をつぶした。
コクサギは垣根や畑の畔に植えられて、初夏に青葉を摘み取ると特有の臭気を発する。
大した役にも立たないと思われるのに、身の回りに多く見られるのは何故だろうと思っていた。
あるとき若芽を山菜として食する地方がある事を知った。身近に多くあるのはそのためかもしれない。
今年は意を決して挑戦してみようと思う。
もしかしたら、コクサギの若芽が身の回りから消えるかもしれない。



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つぼみ まだ固く

2008年03月19日 | 季節の便り

梅の蕾はまだ固いけれど、良い季節がようやく届いたので、時の経つのが惜しくなる。
三月が速く走り過ぎて、もう四月の足音を捉えた。
今日 小中学校の卒業式が終わると、まもなく入学式だ。
冬季止められていた集落の用水路にも水が引かれて、春の小川のせせらぎが聞こえる。

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春彼岸

2008年03月18日 | 季節の便り


彼岸はおはぎを供える慣わしがある。
ヨモギの小さな芽生えを入れた、緑の草餅だったこともあったように思う。
内に向かう秋彼岸と違って、春彼岸は全てが外交的で、難しいと思っていた交渉ごとが、すんなり成立した気分である。
私事であるが、難しい折衝が待ち構えている。しばらくの間精進しよう。
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緑なすハコベ

2008年03月17日 | 季節の便り
ハコベ

一見花びらは10枚に見えるけれど、腹ばいになって老眼鏡の力を借りると五弁であることがわかった。大発見である。
夏の無農薬野菜を育てたいと思うとき、誠に厄介な雑草で、その生命力にはただ恐れ入る。
しかし 鮮やかな緑と、米粒ほどの清楚な小花が、遅い春を待ちかねる者にとって憎かろう筈が無い。
私的に春の七草から除外しようなどと思ったことは一度も無い。
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花一番

2008年03月16日 | 季節の便り
オオイヌフグリ

雪が消えた畑の隅に、おびただしい小花が一面に咲いて、春が一気に始った。
モノクロを越えて、葉の緑と花の青が鮮烈だ。
毎年のことなのだけれど、今年は今までの寒さから、あまりにも急な変わり様なので体はまだ半分疑っている。
盆地の西南方向に広がる畑作地に春の強風が吹き、乾いた表土がローカル黄沙になって空を覆っている。
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ようやく春

2008年03月15日 | 季節の便り
フキノトウ

福寿草に蜜蜂の羽音がする。
春はある日突然やってきて勝手に色を塗り替えてゆく。
雪が消えた地面に、白い花や水色の小さな花が咲いて、フキノトウも開いた。
今年は30アール程の畑が戻ってきた、耕作してもらっていた姉夫婦が高齢のため野菜つくりをやめるという。さてどうしたものか。
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ハイビスカス

2008年03月14日 | 旅先の風景
フラワーセンターにて

昨年の3月石垣島で求めたハイビスカスの挿し木は、3本が活着して、室内で越冬している。
しかしこんな大輪には咲かないだろう。
異国の植物を育てるのは楽しい、芽が出て、花が咲いて、実がなって、更に口に入れば最高だ。
アボカド、パパイヤ、マンゴー、ナッツ、レイチー、文旦、パッションフルーツ、枇杷、その他大勢
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海辺の景色

2008年03月13日 | 旅先の風景
安房小湊夕日

海に沈む夕日か、水平線の彼方から躍り出る朝日を期待して来たけれで、地形状どちらも適わなかった。
しかし 岬の突端に掛かる夕日が静かな海に反射してなんとも神々しかった。
この時期 外房の海がこんなに静かなことは珍しいと地元の人が言うほど海は凪いでいた。
高山に沸騰するように落ちる落日も見ごたえがあるけれど、海辺の方が舞台装置が整っていると思った。

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