常念が見える部屋から

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日照を奪われた集落

2019年12月02日 | 日々のこと

冷たい雨の月曜日

葉を落とした落葉松林

これらの落葉松は植えてから60~70年ほどになるだろうか?

当時日本の材木需要は旺盛で、山林の伐採が急激に進んだ。

その結果裸地なった山には、短期に収益をもたらす樹木として成長の早い落葉松の植樹が奨励された。

しかし植えられた落葉松がようやく伐採期を迎えた時、様々な要因が重なって需要が激減し買い手がいなくなった。

現在も成長を続ける木立は冬季間、麓の集落から日照を奪い去り、深刻な課題を浮き彫りにしている。

 

 

 

 

 

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