秋の農繁期に一応区切りがついても、常念に雪が降ると 気ぜわしく冬支度が始まった。
暖房を電気や化石燃料に頼る現在と違い、全て自給自足 薪を山から運び出し家の周りに積み上げた。
杉の枯葉や、落ち松葉も焚き付けに欠かせない、ひと冬に相当量が必要となる
マッチ1本から薪を燃やすには相当な技量を要した。
冬の保存食の漬物や干し柿、干芋等を加工し 野菜は簡易地下室に避難させないといけない。
雪化粧 薄雲の常念
戦国時代小笠原長時の居城があったと伝えられる東城山
夕焼けを背に城郭のシルエットのような松林が続く
城山夕焼け