常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

初冬 霜月初め

2011年11月01日 | 常念100景

 川霧が市街地の屋並みを覆い始めた、気温が水温より下がると川霧が発生すると聞いたことがある。

霧の下には梓川、奈良井川の流れがある。

川霧はその量を増しつつ市街地を包みこんで、霧に浮かぶ小島のような城山丘陵を覆い隠して更に膨張してくる。

やがて霧はこの付近に到達して、綿菓子の様な霧のかけらが紅葉の木立を通り抜け、広がって視界が段々狭くなる。

こういう朝は程なく霧が晴れ、冬を控えてしばしの安息時である。

昔々 はぜに干した大豆の莢が、小春日和の光に乾燥して、パチッとはじける音がのんびりと聞こえ来たものだ。

大豆の栽培を止めて久しく年が経った。

今年は落花生を育て、先日収穫して乾燥中である、落花生もはじけるだろうか?

コメント
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