常念が見える部屋から

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通測用真空管

2009年08月30日 | 季節の便り
双三極管12AX7


物置で探し物をしていて、真空管10本ほど詰まった古いケースを見つけた。
昭和30年代、医療機器のサービスマンをしていたころの補修部品が紛れ込んでいたのだろう。
久方ぶりの対面である、しばらくガラスを通して見る電極の機能美に見とれた。
加熱された陰極から飛び出した電子は陽極に向かって流れる、陰陽両極の中間におかれた格子が電子の流れを制御する。
真空管は微弱な生体電気信号を増幅するための主役であった。
通測用真空管は汎用真空管と違い高度な管理の下に作られていたらしい。
医療機器メーカーは、通測用真空管を大量に買い込み、その中から厳格に選りすぐって使用した。
物置から見つかった真空管も100本の中から選ばれた1本なのだろう。
そう思うと一層輝きを増したように見える。






コメント
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