古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

スベリヒユを採って乾燥保存しようかな。

2014年07月06日 03時36分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 スベリヒユの薬効を調べていたら、雑草として抜いて捨てるだけではもったいない気持ちになりました。乾燥して「お茶」「入浴剤」としてつかってみようかな。
 2年前だったか、スベリヒユを採集して、茹でて醤油をかけて食べてみました。「ああ、クセも臭味もない、素直な味だ」と思いました。「各種和え物、煮物、炒め煮、卵とじ、茹でて三杯酢で食べると美味しい酒の肴になる」と書いてあります。でもそれ一回きりで、あとはやっぱり雑草として抜いては捨てていました。
 ところが「西洋では栽培してるし、野菜として売ってる」と読んで見直す気になったのです。きょうから抜いて乾燥保存してみます。なにしろ畑でいま一番勢いがあるのはスベリヒユですから。アッ! 忘れてた! ギシギシだけは例外だけど。

 ギシギシでは思い出すことがあります。1999年神戸市西区神出の畑で野菜をつくりはじめたとき、畦の草を刈るためにエンジンの草刈り機を買って、生まれてはじめて使いました。はじめは歯が猛烈に回転するのに「ゾクッ!」として鋸歯は使えず、十文字の歯をつけて刈りました。16年前のことです。
 いくら刈ってもすぐ生える、ぐんぐん伸びて巨大になる、しぶとい草がありました。その草を見ると腹が立って、ある日、掘り出して滅ぼしてやろうと挑戦しました。掘ると橙色の太い根が出てきました。ところが根を全部掘り出そうとすると畦に穴があいてしまいます。
「ま、これだけ掘ったら当分生えてこれないだろう。この程度で許したるわ」と掘るのをやめました。
 間もなく生えてきたのを見て、ぼくは「この草には負けた」と思いました。あれ以来「ギシギシに挑戦するのは人生の時間を浪費することだ」と悟っています。ふつうに刈るだけで特別扱いしていません。
 7月の土手の草はきのうから刈りはじめました。
 なお写真がパソコンに取り込めなくて困ってます。
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