古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

〈田舎暮らし〉の心得をもう一つ。

2024年06月03日 22時25分53秒 | 古希からの田舎暮らし
 69歳で未知の田舎に移住し、17年が経過して86歳になった老人です。〈ユーチューブ〉には「空き家をリフォームして田舎暮らしをする」、「田舎暮らしをしてウッドデッキをつくる」、動画がたくさんあります。そこで体験者の忠告として二つ書きました。

①「田舎に移住する暮らし」は「古民家リフォームでなく、小さい平屋を新築する」。
②ウッドデッキを自作するときは「単管パイプとハードウッドや人工木材でつくる」。

 もう一つ大事なこと。都会も田舎も人間が暮らしているところです。人と人の〈つきあい〉があります。ところが移住してくる人に「オレは田舎に移住してきたんだ」というヘンな〈甘え〉みたいなモノが感じられる動画があります。
 ぼくの場合、老人会に加入していっしょに草刈りをしたり、田んぼを借りて〈畑作り〉をしたりして〈つきあい〉が深まりました。村の人たちは「村で生まれ育ち、お互いに〈〇〇チャン〉と呼び合う子どものころからよく知っている」。その中に未知の人間が入る。〈どこの馬の骨か〉わからない人間です。「上から目線」はすぐ見抜かれて、敬遠されます。どこに暮らすにしても、人間同士という「水平なつきあい」が大切です。
 ユーチューブには「うまくまわっている人間関係」がアップされています。でも気になるコメントを見かけることがあります。自分のことばかりに気をとられないで、相手のことを考える目線が大切です。

 いまは変わっているでしょうが、田舎暮らしをしようとしてやめた方が話していました。
「田舎暮らしをしようとグループで国東半島のほうで家を建てて暮らしはじめた。しかし、土地の人に「山を買え」「畑を買え」とふっかけられてやめてしまった」。おそらくバブルの頃の雰囲気が残っていたのでしょうが、そんな時代でなくなりました。
 全国で「空き家が900万戸」といわれる時代になりました。ほどなく消滅する村や町がたくさん予見されます。過去の問題はなくなり、移住もやりやすくなっているでしょう。
「人間と人間としてつきあいうこと」がどこでも大切です。
 
コメント
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