古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『田舎暮らし』で考えること、二つ。 〈その1〉

2024年06月01日 17時58分40秒 | 古希からの田舎暮らし
 ぼくは定年退職後、しばらくして(65歳のとき)「田舎暮らしをしたい」と思い立ちました。それまでいくつか伏線はありますが、人生には伏線だけで終わる夢がいっぱいあります。真剣に思い立ったのは65歳のときです。神戸のニュータウンに長年暮らしていましたから、65歳といえばそこで「人生をおしまいにする」のが普通でしょう。
 いまから20年前、2005年から「田舎の空き家」をさがしはじめました。20年前のことですが、今とは「空き家情勢」がちがいます。おもてだって空き家がありません。あっても「何か当てがあるから売らない」話です。しかも値段は相当なものです。当時「譲ってもらうよう交渉しかけた空き家」が今でも空き家になっています。
 北は/谷川/篠山/氷上町/小野/西脇/社/三田/神戸市北区/から、南は淡路島/と不動産屋さんに電話を入れて案内してもらいました。競売物件にもあたりました。しかし「これなら」という空き家はありませんでした。紹介してくれる不動産屋さんが「1000万あったら田舎に家が建つし、神戸の家を処分するのなら新築したらどうですか」といいます。いまの土地に案内してもらい、気に入り、老人二人暮らしの小さい平屋を新築しました。
 古民家のリフォームが「ユーチューブ」にいっぱい出てますが、リフォームは大変です。手間がかかるし、費用がかかる。新築なら
土台も建て方も建物の強度も断熱も便所・風呂などの水回りも心配ありません。ぼくも若かったら、大工仕事は好きだし、ホームセンターもだんだん充実してくるし、「古民家リフォーム派」になったでしょう。しかし古民家リフォームはほんとに大変です。手がかかります。リフォームに気持ちが動いても、小さい、平屋の家を新築することをおすすめします。    この項つづく 


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