はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

ハワイの潜水艦 4 ~ワイキキビーチの砂~

2009年08月26日 00時33分44秒 | 旅行
潜水艦から見える海底は砂だらけ。
とても殺風景です。

ここに魚を呼び寄せるため、いろいろな工夫をしていて、日本から漁礁を買ったり、船を沈めてみたり、挙句の果てに飛行機(YS-11!! 純日本産の日の丸旅客機です)まで・・・。

そこまでしないと魚が集まって来ない。
そんな海になったのは、海底の砂のせい。

ではこの砂は一体どこから来たのでしょうか?

そのほとんどがワイキキビーチから流れてきたもの。
ビーチは少しづつ侵食されていて、何年か経つと沖の砂をビーチに吸い上げるのだそうです。
砂を循環させて利用しているので、環境への負荷は少ないそう。

もう一つは、ブダイという魚が作る砂。
1年間に3トン(!?)と潜水艦での説明では言ってました(ある時間のツアーは説明は日本語です)。

魚が砂を作るなんて・・・・と思いましたが、あとで調べたところ、サンゴをかじって粉々にし、含まれている藻だけを食べて残り(サンゴの残骸)はフンとして出すのだそうです。
つまり砂はサンゴのかけらなんですね~

ネットでは1トン/年とありました。
潜水艦の説明の「3トン」(=1日で10キロ弱)はちょっと多すぎると思ったんですよね~。

さて、気になるのはこの砂がもともとココにあったものではないということ。
ブダイの出したのは置いといて。

ワイキキは昔はビーチでは無かったのだそうです・・・・・
えーー!!

そうだったのかぁ・・・・・  それって環境破壊じゃ・・・

ワイキキの湿地に観光目的で外部から砂を運んできて、その砂が沖に流され魚のいない海を作る。

潜水艦に乗り込んで張り切って、そんな海を見せられてもなぁ・・・・・と、思ってしまいます

気持の持ち方次第なんですけどね~


こんなことを書いていますが、まず乗ったら楽しい、これは間違いありません。
潜水艦に乗れるなんて経験も、滅多にできません。

環境破壊だナンだと、変な所に引っ掛かったりしなければ、あとは1万円を高いと思うかどうかだけ。
ご検討くださいね~



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