はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

土台は何の木!?

2007年04月02日 01時20分23秒 | 古民家再生
写真は家の北側の状況です。ジャッキアップされると同時に、窓の建具は全て取り外されて、浮いたところで悪くなった土台を除去し、新しい土台が入れてあります。

本日は軒下のに置いてある瓶を避難させ、新たに外された建具を離れにしまう作業をしましたが、建具をしまう時に土台の切れ端を発見。

そういえばなんとなく気になっていた土台の木、大工さんとはヒノキで話を進めていたのですが、どうもヒノキっぽくない・・・・。

そこで落ちていた土台の切れ端のにおいを嗅いで見ると・・・・、なんと!!これはヒノキではない!!

どこかで見たこと(嗅いだこと)はある木ですが何の木かは不明、でもヒノキでないことは確かで、なんだか見るからに水に弱そうなスカスカの木に見えました。

うむむ、木にはこだわっていて外材は嫌いだってあんなに話をしていたのに、木に関してはうるさい人だというので仕事を頼んだのに、一体全体どういうことなんだろう・・・・。

確かに予算は少ないけど、木と職人の手間をケチると良いものはできないというのは分かっているので、予算が足らないなら他を削るのでヒトコト言ってくれれば良いのに・・・。

もしかしたら工事の途中で仮で安い材が置いてあるのかなぁ、でも防腐剤塗ってあったしな・・・。

土台の木は水とシロアリに強い木でないといけないので、ここは絶対に譲れないし、でも工事はしてしまってるしな・・・、などと考えつつ、大工さんに恐る恐る電話してみると・・・・、「あぁ、北側は湿気も多いし、ヒバが余ってたから使っといた」とのこと!
ヒ~バ~・・・?

ヒバといえばヒノキ以上に防腐防蟻効果の高い土台の材料としては申し分のない高級材、貧乏なぼくはヒノキで十分とあきらめていた、高嶺の花(木)で、思わず絶句してしまいました。

湧き起こる喜びに打ち震えながら、どうやって電話を切ったのかも覚えていません。

そういえばヒバって見たことないし、ヒノキみたいなイメージを持っていたので全く思いつかなかった。

そんな初歩的なところでプロの大工さんがおかしなことするはずがないのにねぇ~。
なにはともあれ感謝感謝です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿