いつもの砂防ダムにコムギを連れて行きました。
草道と川があって、散歩にはうってつけ。。。と、思っていましたが・・・
この時期はダメでした
秋は草木が実をつける季節。
鮮やかな木の実や、甘い果実、秋です
そして草も実をつけます。
草の中には質(たち)の悪いのがいて、種子にとげやマジックテープみたいな仕組みがあって、触れると服やズボンや靴下や靴紐や犬の体や、いたるところにひっついてきます
こいつらいろんな種類がありますが、これらを総称して「ひっつきムシ」と地元では言います。
たくさん付くと、一つ一つ手で取らないといけなくて、無駄な時間を使うことになるし、めんどくさい。
できれば家の庭や裏山や薪置き場には生えてほしくない
のですが、なぜか生えてほしくないのに限って、たくさん生えてくるんですねぇ。。。
で、です。
この砂防ダムのエリアはいつもはバイクで通るので、ひっつきムシとは関わり合いになることはなかったのです。
クルマからコムギを降ろして、すぐにひっつき虫がたくさんついたのに気づきましたが、仕方ないと思って放置
そのまま走るに任せていたのですが、そろそろ帰るぞ、という段になり、ひっつき虫を取ろうとしたところ。。。
こりゃひどい・・・(てか、犬に見えない。なんだこの生物は・・・)
仕方ない、一つ一つ取るか。。。
と、思ったら・・・
「コイツら・・・」
普通のひっつき虫は、引っかかっているだけなので、引っ張ればすぐに取れるのです。
初めて見るこの新種は、なんと!!
ベトベトする粘着性の物質でくっついているのでした・・・
しかも一粒一粒がとても小さい。
いい加減に引っ張ると、余計にくっつく。
一つ一つ剥がしていくのですが、手にくっついたのが再び犬にくっついたりする
「えらいことしてしもた。。。」
気が付くと、自分のズボンや服にも付いていて、払い落した手でリュックなどにも触るので、あちこちに転移しています。
しかしながら、このやっかいな新種を家に持って帰るわけには断じていかない
面倒でもなんでも、ここで全てきれいにしておかねば。。。
気の遠くなるような手間と時間、犬から一つつまんで引っ張って外しては、手から振り払う、べとべとするので払った手にまたくっつく、ひたすら繰り返す。
コムギは最初我慢してくれてましたが、そのうち嫌気がさしてあちこち動き回ろうとする。
「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
もう気が狂いそうになって、コムギの毛をワサワサと引っ掻き回したら・・・・
「あ、取れた・・・」
ただ毛を撫でただけでは余計にくっつくのですが、超高速でワサワサ撫でると、あらまあきれい、さしたる手間もなく、吹っ飛んでいくのでした
うむむ、、、初めからこうしてればよかったなぁ・・・
まぁそりゃそうなんですが、そこはコロンブスの卵で、この粘着性のがそんなことで取れるとは思っていなかったというか、下手するともっとひどくなりそうな感じがあったので。。。
なんか、どうでもいい話ですみません
もし田舎でこんなひっつき虫に遭遇したら、ぜひ実践してみてください。
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