広島にツーリングに行った帰り道のこと。
途中でやけに音がうるさいなとは思っていたのですが、高速走行でススが取れてフケが良くなったのかな、などと思っていたのです。
ところが・・・
サービスエリアで休憩して再びエンジンをかけ、走り出したところ、異様にデカい音がして、3000回転から上が回らないのです
「またクランクシールがイカレたか?」
「この前〇十万円かけて治したばかりなのに、組み込んだパーツが悪かったのか。もう1年経ったから、補償は効かないなぁ」
「かぶってるだけ? でも普通は最初調子悪くて、走り出したら治るもんだけど・・・」
「ypvs(エンジンのコントロール装置)かな。ちょっと動きが鈍かったからなぁ」
少し前、走ってるときに、なんだかこの速度で走り続けて大丈夫なのか不安になったんです。
これまで、それ以上の速度で巡航しても怖くもなんとも無かったのに。
「歳のせいかなぁ。。。」
などと思って、すぐに忘れてしまったのですが、なにかの予兆があったのでしょうか
あの時スピードを緩めていたら・・・
そもそも、こんな長距離ツーリングなんて来なければ・・・
後悔の念が後から後から湧いてきます
時速60kmしか出ないので、走行車線をハザードを出しながら走ります。
次のSAで停まって様子を見ました。
一度エンジンを切って、吹かしてみる。
「ボロロロロ(アイドリング) バィン バィン バィーェーーーン」
あ、けっこう行けるんじゃない?
ちょっとうるさいけど、問題は無さそうです。
走り出すと・・
なおったー
今まで通り、普通に走れますね。
「う~ン、なんだか腑に落ちないが、被ってただけかな」
一応心配なので、速度は抑えて走りましたが、いつでも全開にできそうです(元々そんなことはしませんけど・・・)。
よかった~
先ほどの後悔の念はすっかり忘れ去り、安堵感に包まれてのんびり走行。
次のサービスエリア。
休憩を終えて帰ってきて、再びエンジンをかけると。。。
「ボロロロロ(アイドリング) バィン バィン バラロロロロロンパパンパンパン」
「・・・・」
だめか・・・
やはり3000回転までは普通ですが、そこから先は片肺(2つあるエンジンのうちの1つしか動いていない)になっているのか、音のキメが粗くなり、アクセルを開けても回転数が付いてきません。
でもこのまま置いて帰る訳にもいかないし、とりあえず走れるなら走ろう、ということで、またまた60km走行。
一応高速道路の最低速度は出ていますが、横を結構な速度で抜いて行くし、後ろからデカイトラックが追い付いてくるので、ハザードを出して走ります。
それでも怖いし、迷惑になるので、高速道路を降りて、一般道で帰りました・・・
1速から6速まで、3000回転まではなんとか走ります。
そこから上ですね。
乗ってる感じは片肺ですがカブってる訳では無さそうだし、アイドリングは安定しているので、以前のクランクシールとはちょっと違うような気もします
家に帰ってきたのは、夜中の2時半。
遅くなってしまいました
バッテリーかなと思い電圧を確認しましたが、バッチリ12ボルトありました。
もしかしたら、一夜明けて治ってるかも、と思って少し乗ってみましたが、儚い希望も叶わず。
諦めてバイク屋に持って行きます
GWの残りはKDXの出番ですね。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます