バイク屋の帰りにホームセンターに寄りました。
KDXのカバーが破れてきたからなのですが、ついTZR用に2stオイルを買いそうになり、寂しい気持ちになりました(実はKDXにも使ってるんですけどね)。
時間が経つにつれ、失ったものの大きさがじわじわと染み広がってきます。
今日も病院に肩のレントゲンを撮りに行ったら、治療中に看護師さんが「鹿の人の・・・」と言ってるのが聞こえてきたりして、
「すみませんねぇ。。。(奥の方を向いて)こらっ、鹿の人じゃなくて名前で呼びなさい!!」
「いえいえ、珍しいですもんねぇ」
なんて会話をしたり。
会社のバイク乗り達にメールで報告したりして、ひとしきり盛り上がったりしているのですが・・・
話すたびに思い出しては、笑いながら心の底でやるせない気持ちが広がります。
今まで当たり前のようにそばにあったものが、もうない。
ツーリングに行こうと思っても、昔のように荷物を積むことも、エンジンがかからず押しがけすることも、オイルを補充することも、もう無いかもしれません。
自分がなんともなかったんだから、バイクだけで済んでラッキーと思わないと。
確かにそう。
そうなんですが・・・
転倒した当日は、自分のせいじゃないから、不可抗力だったんだから、と思うことで、状況を自分の中で落ち着かせることが出来たのです。
単純に運が悪かったと。仕方ないんだと。。。
ところが今は。。。
自分は何も悪いことして無いし、ミスもしてない。
なのになぜこんな目に?
なぜTZRを失わねばならなかったのか?
その理由を考えても答えが無いのはわかっちゃいますが、考えずにはいられない
自分に落ち度は無かっただけに、後悔も反省すらもできない辛さというか。
自分を責めることも出来ず。
とにかくやりきれない。。。
そして、あのとき行先を変えていれば、引き返していれば、カレーうどんが売り切れじゃなかったら、沈下橋なんか見に行かなければ、、、と、いろんなことを考えてしまいます。
これよりもつらい体験をしてる方は、今この瞬間にも沢山いらっしゃるのだと思いますが、それでもつらいものはつらい。
これに家族からいろいろと反対されたのがじわっと効いて、かなり沈んだ状態に・・・
うむむ、、、何か前向きに・・・何か・・・
あれ以上にワクワクするようなバイクが見つかればいい。
軽くて、速くて、カッコ良くて、音がレーシーで。。。
無い・・・
あっても高い(どうしても2stになってしまう)。
とりあえず、高速に乗れるバイクが必要です。
まずは、これを安価に手に入れることにしましょう。
小遣いの範囲なら、おそらく文句も言われないだろうし...
よし、さっそく明日会社に行ったら知り合いに展開して情報を募らねば。。。