はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

島根と鳥取へGo!! 17 隕石が落ちた家

2014年08月02日 08時21分53秒 | 旅行

島根の美保関にメテオプラザという施設があります。

ちょうど水木しげるロードがある境港の真北になります。

町内に落ちた隕石が展示してあるのですが、そのメテオプラザの西側ひと山越えたところに、その隕石が実際に落ちた家がありまして、ここには絶対行こうと思っていたのです

昔々、ここを通りかかってたまたま案内板を見つけて寄ったのですが、当時はメテオプラザは無かった気がします(気が付かなかっただけか・・・?)

小さな碑があるだけですが、実際に落ちた家があって「あぁ、ここに落ちたんだ・・・」と実感がわきます

碑の前で写真を撮っていたら、隕石の家から人が出てこられました。

あ、、この方がこの家の・・・と思っていたらなんと・・・

「中を見てみますか?」

とおっしゃるのです!!

「え、、、ほんまに? ええんですか?!」

二つ返事でお言葉に甘え見せていただくことに

二階にお邪魔すると、家の主がおられて、色々と説明してくださいました。

2階の屋根を突き抜けて1階の床下に埋まった隕石。

落ちた時は相当大きな音がしたと思われますが、当時雷が鳴っていて気が付かなかったそうです。

屋根や床に穴が開いたわけですが、まさか隕石が落ちたなんて思わないので、落雷と思って事実が判明するまでに相当じかんがかかったみたい(翌日?翌々日?記憶が定かでなく・・・

隕石の穴は現在は修復されていますが、梁には隕石が削り取った痕跡が!!

写真の黒で囲った部分の3枚の板を突き破ったんですねぇ~

ちなみに、屋根や床の修理は保険がきいたそうです

色々説明いただきましたが、ご主人の天文に関する造詣はとても深くて、あちこちで講演されてるようです。

たまたま落ちた隕石が、ご主人の人生に大きな影響を与えたのでしょう・・・・

まことにうらやましい限りです。

ウチにも隕石落ちないかなぁ・・・・

怪我さえしなければウェルカムなんですけどねぇ~

本物の隕石は今はメテオプラザに展示してあって、ここにはレプリカのみ。

当時売って欲しいという話もあったそうですが、切り刻まれてしまうことに抵抗を感じて売らなかったそうです

そのおかげで、今ボクらはそのままの姿の隕石を見られるわけですねぇ~

でも、時間もなかったし(水木しげるロード・・・)、ここまで貴重な経験をさせていただいたので、メテオプラザはパスしました・・・

もし機会があれば次回・・・・無いか・・・・