はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

子供を焦らせる方法

2009年11月02日 00時16分48秒 | 子供
もともとボクは几帳面な性格ではないので、いや、正確には几帳面なところとずぼらな所が明確に分かれていて、時間に関しては・・・・・・かなりルーズなところがあります・・・・・。

そんな訳で、子供と出掛ける時も、遅れたらしょうがないか・・・くらいの感じでいますので「お~い、はやくせぃよ~。もう行くぞ~」ってな感じです。

どうしても遅れてはならないものは、この会話が始まるタイミングが早くなるだけで、見た目は何も変わりません。

親がこの通りなので、当然子供の方も緊張感なく「まって~」と、のんびりとしたものです。
ボクと子供はこの点で似ているのか、歯車はがっちり噛みあって、うまく回っていきます。

ところが、これがボクの時は何も問題にならないのですが、ヨメと子供の組み合わせとなると話は別です。

直前になっても子供がのんびりしているので、これが時間には特に厳しいヨメの反感を買うことになります・・・・

そしてその矛先はこちらに・・・

治そうとはしているのですが、あまりガミガミ叱るのは良くないと思うので、せいぜい催促する回数が増える程度。

見た目上ではあまり変わったようには見えませんし、口調や態度が変わったりしない限り、実質変わっていないでしょう・・・・

そんな訳で、子供を矯正するのはボクにはどうやら難しそうです。

・・・・と、思っていたら・・・・・・


本日近所で音楽イベントがあって、無料で吹奏楽のアンサンブルが聴けるというので子供と出掛けることにしたのです。

ところが、ちょっと準備が遅れてしまい、バタバタしたのです。
「しまった、あれ忘れた!!」
ボクが焦ってしまいました。
以降はその延長で、何かに取り付かれたようにせわしない。
「おーい!!はやくしろよー!!」「ホイホイ、早く早く!!」

この焦りが乗り移ったのか、子供もバタバタしています。

相変わらず、どうでもいいようなことが気になって時間を費やしていますが、その無駄な行為を非常に焦ってやっているから面白い・・・・、いや、面白がってはいけません、本人はとても真剣に焦っているのです・・・

はるにわ「オーイ、何しとるんじゃー!!」
子供「80秒まってー!!」
はるにわ「あかんあかん、30秒」
子供「わかったー!!」
はるにわ「1,2,3・・・・29、30、30秒たったぞ!!」
子供「あぁ、もうこれでいいや!!」
あ、、、あきらめた・・・ いつも頑固なヤツにしては珍しいことです

靴も既にピットインするF1マシンを待っているピットクルーのように待ち構えていて、座ったと同時に履かせにかかります。
いつもは履かせてもらえるときはなすがままの子供も、今日は片方自分で履きました。

そうか・・・・・

いくら口で「早く早く」と言ったところで、口先だけでは子供には伝わらないようです
言葉と同時に態度やゼスチャーや、心に伝わるような何かが必要なのでしょうね~

あ、ここまで言うことを聞かないのはウチの子スペシャルだとは思います。
普通は口で言ったらある程度は聞いてくれると思うのですが・・・・