まるで雪中行軍であった。
「八甲田山死の彷徨」にこんな場面あったかな・・
でも、こんなところでも吹雪になって視界がきかなくなったら焦るかもしれない。
山小屋まであとわずかのところで、
学生の登山グループが吹雪のため方向を見失って遭難した事件があった。
旭岳姿見の池に”愛の鐘”が建てられたのは、雪や霧で迷った登山者を導くためのものである。
やっと、滝のおり口へたどり着いたが、
どうやら行軍もここまでか、この先、滝壺までおりてゆくのは危険だと思った。
しかし、なんとか平和の滝が見られたからよかった。