羽を痛めて渡りのできない白鳥について、ウトナイ湖サンクチュアリネイチャー
センターに問い合わせたところ、同センター、インターンレンジャーの葛西さん
からご丁寧なお返事を頂きました。
感銘を受けましたので、ご了解を得たうえ全文を紹介致します。
お問合せありがとうございます。
羽を痛め渡りができないハクチョウたちは夏でもウトナイ湖にとどまり、水草や、
観光客があげる押し麦を食べて生活しています。
(ハクチョウにとって良くない、とは知らない観光客があげてしまうお菓子や
パンを食べてしまってもいます)
特に暑かった昨年の夏でも、ぐったりとして弱っている個体は確認しておりま
せんので、大丈夫と考えています。
なお、なぜハクチョウ(野鳥)が渡りをするかについては、わかっていない事が
まだたくさんありますが、現在では、食べ物のためである、という考えが主流です。
従って、「暑さ寒さ」というよりは「食べ物」があれば生き延びることはできると
思います。
(しかし、ケガをしていて可哀想だからと言って、エサをむやみにあげるのは感心
できることではありません。
ケガをしてしまったハクチョウにも自然の世界では役割があり、人間の手で生き
延びる事で自然の生態系を壊すことにもなりかねないからです。)
さて、羽を痛めたハクチョウたちがウトナイ湖で一生を過ごすかどうかですが、
「わからない」というのが答えになります。
飛ぶことはできませんが、泳いでどこかの川や湖へ行ってしまう事も考えられます。
彼らなりの生涯をまっとうしてくれたらと願わずにはいられません。
これからのウトナイは水辺の鳥(カモ、ハクチョウ)の数が減り、林や草原の
小鳥たちで賑わうようになります。
また是非、ウトナイ湖の様子を見に来てください。
それから、ネイチャーセンターにも遊びに来てくださいね。
ではまた。
駐車場の方から何羽も歩いてきます。
すっかり人馴れしていまが、野犬や狐に襲われる心配はないのでしょうか。
この白鳥くん、少し顔から首にかけて煤けていますね。
クリーニングしていないワイシャツ着たきりのサラリーマンみたいです。
ユリカモメがいます。
観光客が撒くエサを横取りしようと狙っているわけです。
センターに問い合わせたところ、同センター、インターンレンジャーの葛西さん
からご丁寧なお返事を頂きました。
感銘を受けましたので、ご了解を得たうえ全文を紹介致します。
お問合せありがとうございます。
羽を痛め渡りができないハクチョウたちは夏でもウトナイ湖にとどまり、水草や、
観光客があげる押し麦を食べて生活しています。
(ハクチョウにとって良くない、とは知らない観光客があげてしまうお菓子や
パンを食べてしまってもいます)
特に暑かった昨年の夏でも、ぐったりとして弱っている個体は確認しておりま
せんので、大丈夫と考えています。
なお、なぜハクチョウ(野鳥)が渡りをするかについては、わかっていない事が
まだたくさんありますが、現在では、食べ物のためである、という考えが主流です。
従って、「暑さ寒さ」というよりは「食べ物」があれば生き延びることはできると
思います。
(しかし、ケガをしていて可哀想だからと言って、エサをむやみにあげるのは感心
できることではありません。
ケガをしてしまったハクチョウにも自然の世界では役割があり、人間の手で生き
延びる事で自然の生態系を壊すことにもなりかねないからです。)
さて、羽を痛めたハクチョウたちがウトナイ湖で一生を過ごすかどうかですが、
「わからない」というのが答えになります。
飛ぶことはできませんが、泳いでどこかの川や湖へ行ってしまう事も考えられます。
彼らなりの生涯をまっとうしてくれたらと願わずにはいられません。
これからのウトナイは水辺の鳥(カモ、ハクチョウ)の数が減り、林や草原の
小鳥たちで賑わうようになります。
また是非、ウトナイ湖の様子を見に来てください。
それから、ネイチャーセンターにも遊びに来てくださいね。
ではまた。
駐車場の方から何羽も歩いてきます。
すっかり人馴れしていまが、野犬や狐に襲われる心配はないのでしょうか。
この白鳥くん、少し顔から首にかけて煤けていますね。
クリーニングしていないワイシャツ着たきりのサラリーマンみたいです。
ユリカモメがいます。
観光客が撒くエサを横取りしようと狙っているわけです。
ちょっと安心しました。
しかし、人間は(小生だけ?)自然の厳しさをもっと理解しなければ!
また、その‘自然’という概念は‘宇宙の時間’のどの範囲のレンジで考えるべきでしょうか?、そこのところが問題ですよネ!
文芸春秋5月号で慎太郎が真摯な文明論を展開しています。--->結論は‘個々が、自らの抑制によって、、真の価値をとりもどす’つまりトップダウンでなくボトムアップであるとしています。、、謙虚であれ!ということでしょう。
白鳥の夏、ちょっと心配してましたが、お話を聞いて安心しました。
ウトナイ湖もこれ以上、開発が進まないで野鳥や動物が安心?して過ごせる環境を保っていってほしいですね。
gooブログが不具合のおかげで、朝型人間になれました。
これで真人間に戻れそうです。(微)
「白鳥の湖」のあの優雅な曲とはちょっとイメージが違い、駐車場付近をペッタラペッタラ歩く姿は、安来節的ですね。
怪我をした白鳥に対するセンター側の態度の、ある面での厳粛さに姿勢を正させられます。
踏青様から発せられた「自然」、受け止められた
「桜桃(冬薔薇)様の概念・・・興味深いものがあります。
今日は三河で、土曜日以来、やっとお日様が見えてきました。
人間がいう「自然」はバランスのなかにあります。
まったくの”原生そのままの自然”の中で
は、裸の人間は生きていけないし、
かといって快適な生活(利潤追求を含めて)
ばかり追い求めると「自然」を破壊していくことになります。
「自然」と共生して、人間らしく生きるためには、どこかで譲歩するしかありません。
必要以上の開発をしない、いわば無駄なゴルフ場(例えばですが)を作らないというのも大事なことだと思うのです。
開発はすべて悪というわけにはいかないので、要は「自然」とのバランスを常に考えて
行動しなければと思います。
gooの調子、だいぶ調子よくなってきたような気がします。
こんどのセンターからのご返事はまことに感銘しました。
飛べない白鳥であっても、安心してウトナイ湖で夏を過ごせることができそうです。
羽を痛めている白鳥はこの中の一部と思ってましたが、もしかしたらいまウトナイ湖に残っているすべての白鳥が飛べないのかもしれません。
>駐車場付近をペッタラペッタラ・・・
ウトナイ湖にいったとき、飛んでいる白鳥は見かけなかったような気がします。
そちらの白鳥TB、ありがとうございました。じっくり見させていただきました。
去年マガモの一組のつがいが渡らずに旭川の石狩川近辺で9羽のヒナを育てていて、数日に1羽ずつヒナが減っていくのです。実際の理由はわかりませんでしたが、間近に見ていると、いろいろ想像して、複雑な心境でした。
数日に1羽ずつヒナが減っていく、ということですが、なにがあったのでしょうね。
心配ですね。
美唄の宮島沼の白鳥や真ガンの渡りについて、NHKの番組で放送してました。
今年はむりかもしれないので、来年はぜひ宮島沼に行ってきたいと思います。