アケボノソウを探しに野幌森林公園に行ってきた。
開拓百年の記念塔がある広大な森林公園、どこにアケボノソウがあるのか、
公園事務所で尋ねてみたけど、まったくわからないとのこと。
仕方なく開拓記念塔から「瑞穂の池」方面の山道を選んで歩くことにする。
鬱蒼とした樹林の中、ほとんど手付かずの自然がそのまま残されている公園、
妻は目ざとく、キノコばかり見つけては喜んでいる。
食べられるのか毒なのか、キノコの選別は難しい。
でも、ここは山菜採り禁止だよ。
「あっ、これでないかい、凄い凄い」
普通に歩いていたら見過ごしていたかもしれない。
とても清楚で麗しい花、最高に嬉しい発見であった。
結局、瑞穂の池から開拓の村経由の約3キロの道で、わずかに5~6株しか
見つけられなかった。
アケボノソウの五枚の花びらはあどけない子供の顔のようだが、
あらためて名前の由来を考えてみると、
花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたものという説が一般的。
しかし、先人は生い茂った草むらのなかに凛とした白い星の姿をみたとき、
アケボノソウを 明け方の東天に輝く星「明けの明星」 と重ね合わせたのでは
ないだろうか。
しかし、葉の大きさと比べても随分と小さい花らしいから、よほどその気になって探さないと見つからないかもしれませんね、
春さんの「美しいものへの探究心」の表れですか?
色々と珍しいものを楽しませて頂いております。
花を探して、野山を歩き、人の力を借りずに自分で探し当てたとき、その喜びは最高潮に達しますね。
これは掛け値のない感動が迫ってきますね。
誰も傷つけることなく、喜びが我が胸を満たす。
これは貴重な心の動きですね。
そうなるとこの喜びを他に分かちたくなり、ますます嬉しい深みに入ることになりますね。
アケボノソウの命名由来は小生はかねてから
上から二番目の写真だったのではないかと感じていました。
つまり背景を暗く置いたときの、五弁の花一個を星に見立てる・・・、割合に引いた位置での観点に因るのかな・・・・・と。
こうすれば間違いのない”明け方の東天に輝く星「明けの明星」”となります。
でも可愛い五つ子ちゃんももちろん健在です。
数が少ないというので、見つける自信はなかったけど、行き当たりばったりの
作戦が偶然うまくいきました。
小さな花なので、けっして派手な花ではありませんが、だから貴重なんですね。
よかったです。。
きれいな星の形をしているでしょう。
黒と緑の斑点もユニークです。
野の花でひっそり咲いているところが、よけいにかわいいですよね。
アケボノソウを見つけることができたのも、ぶちょうほうさんのアドヴァイスが
参考になりました。
野幌森林公園にあるということは知りましたが、そのどこかというのは
あくまで自分の眼と足が頼りでした。
偶然とはいえ、探し当てたときは本当に嬉しかったです。
まさに”明け方の東天に輝く星”を見つけたような気持ちですね。
アケボノソウ日差せば水のほの匂う
リフトゆくあけぼの草に靴ふれて
という句が見つかりました。
見つけられたのは執念?でなく、偶然です。。
場所を憶えているので、また折をみて会いに行きたいと思ってます。
自然な姿で、アケボノソウをやさしく見ている素敵な句ですね。
「風あればアケボノソウのつぼみゆれ」 春
野幌森林公園のことはとても詳しくご存知のようですね。
お写真も素敵でした。
アケボノソウに会えて感激しました。