見上げると真っ赤な楓の紅葉がぐるぐると渦巻いて、
吸い込まれそうで頭がクラクラする。
クラクラしたといえば、
京王プラザのロビーで失神してしまったが、
ネットで検索すると、どうやら「血管迷走神経反射性失神」の症状に似てる。
頻度としては最も多く、予後は最も良い。立位や座位で発症することが多い。長時間の起立、疼痛、驚愕、怒り、予測外の視覚、聴覚刺激、排便、排尿、咳、ストレスが先行する場合が多い。老人は食後の頭部挙上状態で起こりやすい。またアルコールや睡眠薬の使用も血管迷走神経反射性失神を起こしやすい。酔っ払いが居酒屋のトイレで排尿し失神したといった病歴が典型的である。
排尿中ではないが、20分位前から兆しはあった。
視野が狭くなって、まわりは暗くなる。
まっすぐ歩けないと思ったときは瞬間に気を失ってバッタリと倒れこんでしまうのだ。
過去、4~5度の経験がある。いずれも飲酒のあとである。
ただ、失神しても5分ほどであっさりと回復するので、さほど深刻に考えていなかったが、転倒時の事故は防げない。
今まで怪我がなかったのは運が良かっただけなのである。
予兆を感じたときは頭を抱え込んでその場に座り込む、これを心がけたほうが安全である。