屯田物語

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台湾の旅 龍山寺の関羽将軍

2006年10月07日 | 台湾


龍山寺は道教のお寺さん・・
なんと三国志の関羽将軍が「商売繁盛」の神様として祭られていた。
日本の神仏混合なんてものではない。
八百万の神さまや仏さまが集まっているので、どんな願いや悩みも叶えてくれるわけである。
道教の教えは現実的な「ご利益」優先であって、
抽象的な魂の救済などは本意ではないのかも。(勝手な解釈で御免)
これだけ参拝する人が多いから、商売繁盛、健康、恋愛、安産などなど、
相当のご利益があるに違いない。
それにしても、老若男女、一心不乱に拝んでいる信者さんのエネルギーに圧倒された。
わたしも見よう見まねでお線香をあげて一回りまわってきたが、
神さまに自己紹介しなかったから、ご利益は期待できそうもない。
ここではお参りのまえに神さまに自己紹介するそうで、
誰かわからなければご利益も施しようがないということだ。
お線香やおみくじは無料。

龍山寺の賑わいは小さいころのお祭りの雰囲気に似ている。
信仰が日々の生活のなかに密着しているせいだと思う。





かって、龍山寺は土着の台湾人、
つまり蒋介石の国民党に反感をもつ人たちのたまり場であった。
それゆえ、ここの人たちは中国大陸が嫌い北京語が嫌い、
日本人・日本語のほうに親近感を抱いている人が多いということである。
現在はどうかわからないけど・・