屯田物語

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神威岬 日本の未来に残したい

2006年08月03日 | 
   天国に通じる道は群青の
       海と思うか 空と思うか




ニセコから積丹半島を一周する旅のおわり・・
風が強いので岬の突端に向かう道は閉鎖されていた。
それでも空と海は透き通るように青く、その境はうっすらと混じり合っているかのようである。

一昨年、文芸春秋は「和のこころ」「日本の美」として、
未来へ遺したい日本の美100選(文学、風景、美術、芸能などのジャンル)を発表した。
 1位 源氏物語 2位 平家物語 3位 奥の細道 ....
 9位 富士山..
北海道からは積丹半島の神威岬(77位)が選ばれている。
本道から一つだけというのは寂しいが、
風景よりも文学、美術、芸能の分野から数多く選考されているので、
歴史の新しい本道はもともとその対象となるものが少ない。

深さを感じる濃紺の海に聳えたつ岬の造形と切り立った崖が連なる積丹半島にあって、
神威岬にはそのすべてを凝縮した魅力を感じる。