屯田物語

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変わりゆく海辺の風景

2005年08月08日 | 札幌の風景
8月の「ハマナスの丘公園」は熱気を含んだ草が生い茂っていて、
春から初夏にかけて砂丘を彩ったハマナスやエゾスカシユリの季節は終わった。

1970年代、人口の増加とともにここ石狩浜にたくさんの人たちが訪れるようになった。
しかも、車で波打ち際まで自由に乗り入れができたため、砂丘のアップダウンを楽しむ
サンドバギー車によって、砂丘の植生は踏みつけられて消失、
今では砂丘の地形そのものが崩壊してきている。

本来の石狩浜に自生していた植物がだんだん少なくなってきた。
美しい海岸を後世に残していくためにも、
なんとか環境の回復をはからなければならない。


エゾカワラナデシコ
ピンクの花びらもかなり暑さに参っている様子。



ハマボウフウ
浜防風と書くんだね。中国から渡ってきた薬用防風を誤ってついた名らしい。



ノコギリソウ
葉の切れ込みが鋸の目状なので、わかりやすい。

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