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針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

目盛り環の続き

2018-09-04 13:22:36 | 星の話

目盛環の説明である天体を望遠鏡の視野に入れるのに、近くの恒星の座標を使って入れるのが、最も良い方法だと述べました。(尤もアンドロメダ大星雲なんかは、カシオペア座の右側の三角形の頂点と、ペガサス座の2番星を結んだ線のカシオペアから3分の2の所を見ればあるのでそういった方法もあるのですが) 

 以前埼玉県、花園Icの近くの登谷山にある星の里観測所(個人所有の為、お祭りの時しか見れません)でこのM13を見させて頂いた時に、オーナーの江原さんは琴座のヴェガを利用してM13を探してくれました。

M10   へびつかい座 球状星団 16h57m55s +04°07'09”      
M11   たて座 散開星団 18h51m53s -06°14'45”      
M12   へびつかい座 状星団 16h48m00s +01°58'16”      
M13 M13 ヘラクレス座 球状星団 16h42m12s +36°26'00”      
M14   へびつかい座 球状星団 17h38m22s +03°15'04”      
M15   ペガスス座 球状星団 21h30m41s +12°14'11”      
M16 わし星雲 へび座 散開星団/散光星雲 18h19m38s +13°47'16”      
M17 オメガ星雲 いて座 散光星雲 18h21m39s -16°10'24”      

アンダーバーをクリックすると画像が出ますよ。 

11 カペラ CAPELLA ( 193) 5 16 41.353 0.728 45 59 52.90 -42.47 0.073 30.2
12 デネブ( 777) 20 41 25.917 0.027 45 16 49.31 0.23 0 -4.6
13 ヴェガ VEGA ( 699) 18 36 56.332 1.726 38 47 01.17 28.61 0.123 -13.9

 

M13 M13 ヘラクレス座      球状星団                     16h42m12s +36°26'00”      
3 ヴェガ VEGA ( 699) 18 h36 m56.332s   38° 47 ’01.17“      


[相対座標での説明]
ヴェガの赤経が18h36’56” M13の赤経が16h42’12”ですから、その差は、約1h54’44”となります。
また赤緯が    38° 47 ’01.17“ M13の赤緯が+36°26'00”、その差が2°21’1.17"になります。(これで合ってんだろうな?。)

             
                   左が赤経環             右が赤緯環 望遠鏡の架台に近いほうね。                      北空だと、最大90°ね。これもOに合わせる。

目盛間には赤経環と赤緯環があり赤経感は1h~24h(1目盛りが10分)で表記されて赤緯環は1°~90°(1目盛りが2°)で表記されています。

 目盛の下には指標があるのが分かると思いますが、それに目盛環のビスを緩めてOを持ってきて締めなおして固定します。同様に赤緯環もOに合わせます。それを基にして赤経環を約1h54’44”回し赤緯環を2°21’1.17"の

の分、目盛に割り当てて回します。ヴェガの方が左に、高い位置にありますので、右回転に回すんだね。(あれれ、これで合ってるのかね?。)これで目的の天体が入るという事になります。多分多少の誤差が出ると思いますので、モータードライブの微調整で、中心に入れますのさ。おっと鵜呑みに信じるなよ。当てずっぽうで書いているので自分で確かめろよ (笑)